シリアとイラクで、それぞれ反ISIL(自称「イスラム国」)の連合勢力が、I
クルド人部隊ら、「首都」ラッカの奪還作戦始まる
ISILにとってただの残酷なテロリストに転落するか、それとも自称「国家」を
24日、勇猛さでなるクルド人部隊ら「シリア民主軍」が、長くISILが占領・
ラッカは、市民を「人間の盾」とするISILのためにアメリカなど手出しができ
ラッカが落ちれば、ISILにとって安全な「聖地」はなくなる。砂漠を点々とす
有志連合軍は空から猛空爆で支援
さらにラッカは、トルコを通じて欧米からのホーム・グロウンテロリストの受け入
攻撃には、従来どおり、アメリカ軍などの有志連合軍が空爆で支援する。中東を管
ISILが反撃すれば、有志連合軍による空からの猛爆で殲滅される。
精強なクルド人部隊
これまで空爆のみのアメリカなどは、イラクでは地上部隊としてイラク政府軍を当
しかしシリアでも、クルド人部隊プラス反体制派の地上部隊がISIL攻略に当て
クルド人部隊の精強さは、15年1月のトルコとの国境に近いコバニ(アインアル
今年3月、世界遺産の街のパルミラをアサド政権軍とロシア空軍によって攻略され
イラクでは政府軍らがファルージャへの攻撃を開始
ISILの敗勢著しいイラクでも、23日からイラク政府軍にシーア派民兵も加勢
2014年にISILに奪われたイラク第2の都市の北部のモスルが残るが、ファ
弱っちいイラク政府軍だが、ここにスンニ派主体のISIL憎しのシーア派民兵が
アメリカなど、有志連合軍は空から政府軍・シーア派民兵連合軍を支援する。
ISILは最盛期からイラクで45%、シリアで20%の支配領域を失っている。
イラクでも、行き詰まっている。後は、滅びるだけだ。
昨年の今日の日記:「バルト3国紀行18:十字架の丘を訪れ、鎮魂の思いを述べた