箱根の小田急・山のホテルの庭園の「つつじ・しゃくなげフェア」は、一部は花が終わっていたが、全般的には花盛りであった。
好天も富士はうっすらと霞む
ここでの1番のビューポイントはホテルのレストラン前で、白、紫、赤などのツツジの花叢の向こうに富士山が浮かぶ絵が撮れる。
ところが好天ではあったが、もう2時頃に近かった。春霞も出て、空が全体的に明るく、肝心の富士山はうっすらと霞んでいる(写真)。朝なら、もっとはっきりしていたはずで、それがやや残念だった。
それにしても平日なのに(訪れたのは13日金曜日)、すごい人手である。緩やかな傾斜地にツツジが植えられ、幅1メートルもない散策路は人でぎっしりだ(写真)。
多彩なツツジ、シャクナゲに圧倒
ホテル本館前の庭園はつつじ庭園で、その先の緩やかな細道を上がっていくと、しゃくなげ庭園となる。
こちらも、赤、白、ピンクなど、多彩なシャクナゲが咲き誇っている。花がツツジより大きいだけに、派手さはこちらに一日の長。一部は終わっているが、つぼみのものもあるので、今が盛りであろう(写真)。
ツツジと異なり、シャクナゲの方が丈が高いので、こちらは強い陽光に照りつけられることはあまりなかった。
それにしても……平日なのにすごい人手だ、もう1度。
やはり時間前にバスは出発、帰路へ
昼食時間を含めての2時間の観望は、けっこう長かった。
前にも書いたが、このツアーの同行者は、必ず時間前にバスに戻っている。そこで僕も、集合時間の15分前に戻ったら、やはりラストであった。
バスは、僕を拾うと、一路、東京への帰路につく。途中、小田原の名物のかまぼこの鈴廣に寄るのだが、それは省略する。
(この項、終わり)
追記 社民党の民進党との合流破談、政党要件失格は不可避
社民党の民進党合流計画が、頓挫した。
7月参院選で改選期なのに当選のめどの立たない党首の吉田忠智が、「駆け込み寺」として民進合流で生き残りを図るべく、12日に党幹事会で合流を提起していたが、選挙で安泰とされる福島瑞穂や照屋寛徳などの原理主義者が反対し、地方も反対の声一色で、18日に正式断念した。
民進党から反対論
いくら占拠互助会とはいえ、受け入れ先の民進党の方も、旧・維新の党に加え、これ以上「不純分子」を受け入れては、将来の内紛のタネを抱え込むことになるので、保守系議員が強く反対していた。
ちなみに民進党の前身の民主党が、詐欺フェストで政権を簒奪した当初、福島瑞穂の社民党も連立に加わっていたのに、普天間基地移設問題で首相のクロ鳩に反旗を翻して半年足らずで連立を離脱した過去がある。
受け入れたところで、また離党などとゴタゴタされたらイメージダウンは避けられないから、民進党の方でも歓迎という雰囲気ではなかった。
これで、社民党は参院選に単独で臨むが、前に述べたように(16年4月10日付日記:「社民党の危機、7月参院選で『政党』でなくなる?」を参照)参院選で、政党要件を満たせなくなる可能性が高い。
かつて社民党から分派した極左派「新社会党」同様、市町議会で細々と生き残るしかないだろう。
昨年の今日の日記:「バルト3国紀行16:十字架の丘でキリスト教に敗れたスターリン主義」