富士市中央公園のバラ園を観た後、僕たちのバスは、箱根へ向かった。
 東名高速などを経て、国道1号に入ると、しばらくしてガイドさんが左側に「スカイウォーク」が見えます、とアナウンスしてくれた。


スカイウォークを車窓越しに観る
 テレビで視たことはあるが、車窓でとはいえ実物を観るのは初めてだ。
 日本最長で長さ400メートルもある「三島スカイウォーク」は、人道吊り橋としてはむろん日本一だ。橋の上から見る絶景は素晴らしいというが、僕たちは車窓越しの観望で、スルーである。
 ここに立ち寄れば、駐車や観望で小一時間はかかるから、スルーもやむなしだが、少し残念だった。


窓から青い芦ノ湖の見える広間で昼食
 僕たちが着いたのは、箱根・芦ノ湖を眼下に見下ろす北東岸の小田急・山のホテルである。着いたのは、午後1時半になろうとしていた。途中、簡単なおやつの配給があったが、さすがに空腹である。
 僕たちは、駐車場すぐ隣の別館「芦辺」の大広間に案内され、ここでちょっと豪華な昼食を摂った。ここからは、晴れて真っ青の芦ノ湖が見える(写真)。


山のホテル「芦辺」のホール

 小田急・山のホテルでは、5月下旬まで開催されている、庭園に植えられた「つつじ・しゃくなげフェア」の盛りであった(写真)。看板も「見頃」と表示されている。


庭園入り口

 ここは昔、三菱家の4代目当主・三菱小彌太の別邸が建てられていた所だそうだ。さすが見晴らしは最高である。


庭園の見学料800円!
 ホテルなのに、庭園の手入れを怠らず、コストもかけているので、この時期、見学料800円をとる(もっとも僕たちは、ツアー代に含まれているので、あらためて払うことはない)。
 それだけに期待がもてる。
 僕たちは、添乗員さんから入場券を渡され、昼食が終わり次第、個々に庭園に行っていいことになっていた(写真)。時間は、昼食時間も含めて約2時間。
 たっぷりと楽しめそうである。


山のホテル庭園

(この項、続く)


昨年の今日の日記:「地球を痛める産業革命以来排出され続ける二酸化炭素5550億トン」