ヘルシンキ大聖堂の見学を終わって、次の所に行こうか、と思っていたところ、道の向うから制服を着た楽隊がやって来た。袖に国旗を付けている(写真)。


整列した楽隊


大聖堂に向かって整列して演奏
 ガイドがいないので、今日(2014年7月18日)が何の祝祭の日か分からない。大聖堂の石段に座って、しばらく楽隊を見ることにした。楽隊は、大聖堂に向かって、アレクサンドル二世像との間の広場に散開して整列した(ちなみにこの広場は、元老院広場というらしい。つい最近、知った;写真)。


整列した楽隊2

 観光客は、これから何が始まるのか、と期待して、みんな観ている。僕も、大聖堂の石段に座って観ることにした(写真=こんな様子。黄色い建物は、ヘルシンキ大学)。石段は、観客席にちょうどいい。


大聖堂の石段に座って観る観光客

 何か曲を演奏した。国歌なのか、皆目、見当がつかない。


楽隊が移動、付いていくか一瞬、迷う
 約15分、楽隊は移動を始める(写真)。付いていこうか、と思ったが、とりあえず市内を観光しようと思った。


楽隊の出発

 波止場から見えたロシア正教会のウスペンスキー寺院も観たいし。
 付いていかずに正解だった。市内をあちこち観て回った後、また波止場のメトロの乗り場に戻ったら、楽隊がやってきたのだ。市内の目抜き通りを演奏して行進しているようだ。
 快晴で、乾燥した北欧の夏。日陰では暑くはなく、トイレも頻繁に行くわけではないが、小用を足しに、トラム乗り場に近い市庁舎に行った。ここは、添乗員氏からあらかじめ案内されていた。清潔な無料のトイレである。この旅で、お土産屋やショッピングモール以外では、初めての無料トイレであった。


昨年の今日の日記:「ワルシャワ、聖十字架教会の柱に埋納されたショパンの心臓物語」