kawanobu日記/バラマキスト民主党の代表選はボケ菅が予想どおりの圧勝だが……;ソウル旅行、DMZから統一展望台へ 画像1

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 昨日行われたバラマキスト民主党の代表選の結果は、昨日夕刻からメディアがいっせいに報じたとおり、リブパブリの予想どおりのボケ菅の勝利、それも圧勝となった。721ポイント対491ポイントは、汚沢陣営も予想もしない大敗だったのではないだろうか。

「民意」を軽視した汚沢陣営の傲慢が敗因
 特にボケ菅圧勝の原動力となったのは党員・サポーター票で、これについては249ポイント対51ポイントとなった。何とリブパブリが12日付日記で予測した「250ポイント対50ポイントという仕上がりとなろう」という予測値と1ポイントしか違わなかった。
 バラマキスト民主党の党員・サポーターに「民意」があるとは思わないが、それでも彼らは周囲の友人、親族からの影響を受ける。このあたりの数字に落ち着くだろうことは、ノンプロでも政治ウォッチャーなら見通せる。
 民意を甘く見たのが、汚沢陣営の決定的敗因だろう。

「民意」の跳ね返った議員票でも汚沢は敗れた
 この「民意」は、予測どおり議員票にも跳ね返った。
 当初、議員票では有利と見られていた汚沢は、200人(400ポイント)しか獲得できず、ボケ菅陣営の206人にやはり逆転された。これまで選挙では負けたことのなかった汚沢は、ついに生涯大一番の勝負で敗れたのである。しかも党内最大派閥を背景にし、前首相のクロ鳩の支援も受けての議員票での敗退は、汚沢の政治生命の事実上の終焉を意味するだろう。
 選挙戦でも、医師会や歯科医師会、トラック協会など業界団体を回るという「古い自民党」そのものの選挙をし、体質も発想も「古い自民党」であり、政治とカネの問題を常にあげつらわれる腐敗臭漂う汚沢は、代表選に勝ってこそ「勝てば官軍」を言い張れた。それが敗れたのだから、もはや何もない。

汚沢ガールズの黄昏
 ボケ菅陣営にとってみれば、これは「出来すぎ」の結果である。特に議員票でわずか6人とはいえ、汚沢を制したことは望外の結果だったに違いない。
 ただしその議員票の6票差は、勝った者が結果として見れば「たった6票差」である。「脱汚沢路線」という今後の党運営でも茨の道が待ち受けていることを示す。同時に、党内に異分子を抱えての参院少数派だから、国会運営も早晩、行き詰まる。
 もう1集団、敗北感にうちひしがれているのは、汚沢に組みした「汚沢ガールズ」、特に衆院比例復活組みである。具体的には、田中美絵子、三宅雪子らは、昨晩から恐慌状態に陥っているに違いない。衆院比例復活組みは、バブル人気に沸いた昨夏の総選挙でも小選挙区で勝てなかったのだ。次期選挙で、地元小選挙区の公認はもはや得られまい。
 その運命は、汚沢敗北の「戦犯」である三角不倫の青木愛、さらに被害者運動育ちを旗印にしながら「剛腕」幻想によろめき、ダーティー汚沢に組みした福田衣里子らも同様だ。連中は、次の選挙に公認を得られても党本部の支援はあるまいから、野党候補に大敗するだろう。これから国会審議はそこそこに、次の仕事探しにいそしむがよい。

ソウルでのDMZ見学ツアー中止、代わって統一展望台へ
 しばし休載していた韓国・ソウル日記を再開したい。
 韓国2日目の朝に出発したDMZツアーが台風7号の直撃を受け、肝心の第3トンネル観光が中止になったことは、前にも述べた。トンネル内停電のためで、入り口すら行けないという。とりあえず我々のバスは、チケット売り場と自由の橋などのある公園を目指すことにした。途中、大きな虹が出ていて(写真は12日付日記参照)、台風の峠は越えたと思われたのだが。
 公園に着き、入り口のチケット売り場にたどりついても、英語ガイドと日本語ガイドは、やはりどうしようもないらしく途方に暮れている(写真上)。風は大したことはないが、時折りにわか雨が降る。バスに乗ったツアー客は、英語スピーカーの欧米人が3人、日本語組みが私を含めて2人。数からいって欧米人3人が主導権をとることになり、3人はしばらく相談して、ガイドの提案したオドゥサン(烏頭山)の統一展望台に行くことに決めた。同じバスに乗っていて、彼らがそう決めた以上、少数派の我々はそれに従うしかない。
 第3トンネルは、統一展望台に代替されることになった。仕方ない。第3トンネルは次の機会に回すしかない。トンネルは、北朝鮮が南進のために密かに掘っていた侵略用のトンネルで、休戦ライン沿いに4本、発見されている。第3トンネルだけが一般公開されているのだが、規模などを知るためにそれだけはぜひ見たかったのだが……。
 我々5人は、とりあえず公園内の記念施設などを見学して(写真下=「自由の橋」)、それから別の場所にあるオドゥサン山頂に造られた統一展望台に行くことにした

昨年の今日の日記:「国立科学博物館で『黄金のシカン展』を見る:島田泉、ロロ神殿、インカ、トゥミ、アーモンドアイ」