奥華子さんに会いに蚕室(チャムシル)へ行った話 その12 | きんちょ(odoriba)のブログ

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いろいろありましたが、再開しました。

 4月29日の第2回のジャパニメーションの公演は、当日の飛行機で弾丸旅行でした。

 

 前回の教訓で、入国・帰国しやすいように事前に準備をしました。

 新型コロナのワクチン接種記録の画像を撮り、Visit-Japanのサイトから登録。

 でも、4月8日のときも帰国便の到着後、それはチェックされなかったわけで、結果的には29日の直前に、日本入国時の新型コロナ関連の証明は不要ということが、韓国側の航空会社のカウンターにも明記され、結局、必要ありませんでした。

 

 また、8日のときにも登録したK-ETAですが、これをしてあると言うと、航空機の中で入国カードが配られません。結果的に、K-ETAの事前手続きが入国カードの記載の代わりになることがわかりましたが、実のところ、不安でした。韓国人を含め、ほかのほとんどの乗客が手書きでカードに記入しているのに、私は、それを持たずに入国審査の列に並んだわけで、しかも、日本の連休初日ということもあり、入国審査の列はゲートの後ろで何往復も蛇行していました。これで入国審査官の前まで来てから、「カードを書き直して最初から並べ」と言われたら、1時間のロスです。入国審査の列には、ところどころ案内板があって、パスポートの写真のページを出して入国カードといっしょに出せというようなことが書いてあります。念のため、K-ETAの入力完了の画面を印字した紙を用意はしておいたものの、とても不安でした。

 

 それから、前回の訪韓で空港でQ-CODEというものがあるということを知り、こちらも事前に登録しておきました。要するに、検疫に関する質問に事前にオンラインで答えておいて、その答えにOKが出たらQRコードが発行されるというものです。これをしておくと、入国審査の前の鳥インフルエンザ等の防疫審査が簡単に通過できるというものなのですが、結果的にこちらは、役に立ちませんでした。

 たしかに、QRコードを表示しておくと、すぐに通過できる列に案内されたのですが、その列で私の前にいた日本人とおぼしき人が、間違えてそちらの列に入ったようで、QRコードがない人がないほうの列に入る場合以上にトラブってしまい、結局、余計に待たされるという不条理。まあ、いろんなことがあるものです。

 

 そういうわけで、日本の連休初日の大混雑をくぐり抜け、前回、深夜にさまよい歩いた仁川空港を、今回は慣れた足取りで空港鉄道へ向かい、慣れた手続きで交通系電子マネーを使って鉄道に乗りました。ただ、この空港鉄道、ちょっとした問題があります。仁川空港からソウル駅への直通便と、普通便があるのですが、直通便のほうは交通系電子マネーで改札を通れないのです。なぜそうなのか、理由はわかりませんが、かなりしつこく駅員に事情を訊いたのですが、とにかく、電子マネーで改札を通りたいのなら普通便のほうに乗れというのが結論。もちろん、クレジットカードなどで直通便の乗車券を買って改札を通ることは可能です。でも、会場の蚕室(蚕室)は必ずしもソウル駅に近いわけでもないので、普通便でよいかと思い、そちらに乗ったのです。これが、大きな間違いでした。

 

 飛行機が昼過ぎに着いて、コンサートは 5時入場からですから、ゆっくり行ってじゅうぶん間に合うのですが、ちょっと大回りをしてしまい、会場へはギリギリの到着となってしまいました。

 

 

 
 

 

 入場開始ぐらいのタイミングで会場に着き、チケッティングをして入場。前回と同じように、ホールに入るとき、何か言われました。「アンコールの最後の挨拶まで撮影禁止です」と言ったのだと思います。ただ、わたしは微妙な発音の違いで「撮影できます」に聞こえてしまい、おかしなことを言うなと思っていました。 1回目のとき、アンコールでみんなが撮影していたので。

「チャリョグァンデムニダ」と言っていたのを「チャリョグゥンデムニダ」と聞き間違えていたようなのです。

…というのも、2回目は、アンコールのときに見る限り誰も撮影をしていませんでしたから。ずいぶん韓国で生活していたのに、聞き取り能力、低下しすぎですね。

 

2回の出来事をまとめて考えてみると、どうも韓国ではアンコールになると撮影許可になるという習慣はあるみたいで、しかし、それを防ぐために入場時に係員が一人一人に声がけをすれば、みんな注意を守るということなんだと思います。きっと、1回目は「撮影禁止です」しか言わなかったので、アンコールでの撮影会が始まってしまったのだけど、2回目は、「最後の挨拶が終わるまで」という異例の表現が入っていましたから(そこはちゃんと聴き取れた)。よく、外国へ行って、その国のマナーについて悪口をいう日本人を見ますが、私から見たら、観察が足りないと思うことのほうが多いです。ぞして、自分たちの行動をどれだけ客観的に見ることができているかも疑問なことが。まあ、それは自分にも言えることですが。

 

 わたしは、こんな風に正装。

 
 
 
あ、フォンタブの写真は別の人ですねえ。
まあ、3年もあると、いろいろなことが起こります。
気になさらずに 笑。
 
ひざかけ。
それとなく、日本から応援にきてますアピールしていたのだけど、理解してもらえてはいなかったと思います。
 

 こうして、2回目のコンサートが始まりました。

 

ちなみに、華子さんが立つ下手側からは離れた上手ですが、最前列を取ってありました。

そんなこともあって、8日に行くことを決めてからも、キャンセルしたくはなかったのです。

 

次回その13