多摩川梨もぎとり体験@「ヤマ忠果樹園」 | 川崎グルメぐり

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川崎の名産品の一つに梨があるってご存じですか?

昔から「多摩川沿いの梨はおいしい」と言われ、「多摩川梨」ブランドとして
その昔一大名産地でした。今でも北部では住宅地の中に梨園が点在しており、
街を歩くと梨の直売所や、もぎとりができる観光農園もあります。

また、川崎で発見された「長十郎」という梨もあります。
現在では「豊水」や「幸水」の人気が高くなり生産量が減少し、市場に出回ることはほぼないそう。
市内でも生産しているのは一部の梨園のみです。

そんな多摩川梨、ぜひとももぎたてを食べてみたい!ということで、
矢野口駅から徒歩10分の「ヤマ忠果樹園」さんで梨もぎ体験してきました。


同園の周りは、以前田んぼや畑だったそう。
今は住宅が増えた為、消毒作業も気を遣いながらなるべく少なく行っているそうです。
実の袋かけも一つ一つ手作業で行うので手間がかかります。
梨のシーズンはとても短く、品種にもよりますが例年9月初旬~下旬まで。
その時が来るまで一年間手間ひまかけて育てるので、喜びもひとしおだそう。

そんなお話を伺いながら、頃合いの良い梨をもいできました。

梨は追熟しないので、もいだ時が一番おいしい時です。
早速いただいてみると、しゃりしゃりと軽快な歯応えがあり、果汁もたっぷりで味も濃い!

「長十郎」は、実がしっかりしてかなり歯応えがあり、「植物」を感じる
野性味あふれる個性的な味わいでした。

同じ日にスーパーで梨を購入して食べ比べてみましたが、
もぎたてに比べシャリ感が弱くしなっとした感じで、食感が全く違いました。
問い合わせた所、スーパーの店頭に並ぶのは収穫してから早くて3日目とのこと。
収穫してから5日、なんてこともあるそうです。
こんな都会でもぎたてをいただけるなんて、とても贅沢ですね。


東京からすぐの所で秋の味覚狩り♪
セミの抜け殻集めなんかもできるので、ファミリーにもオススメです。
お邪魔した「ヤマ忠果樹園」さんでは、ゆったりとしたベンチやバーベキューの道具もあるので、
もぎたての梨を味わいながらのんびり過ごすのも良いですね。


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【DATA】
菅 ヤマ忠果樹園(やまちゅうかじゅえん)   [MAP
住所:神奈川県川崎市多摩区菅
営業時間:9:00~16:00位まで(暗くなると実が見えにくくなるので) 
交通:JR南武線「矢野口駅」徒歩10分/JR南武線「稲田堤駅」徒歩14分/
    京王相模原線京王稲田堤駅11分
駐車場:有り

【MENU】
・長十郎 500円/kg
・二十世紀 550円/kg
・豊水 600円/kg  他
※入園料はありません。

その他川崎の梨もぎとり園と直売所の情報は、「JAセレサ川崎 」さんのこちらのページ からどうぞ。

※取材協力:「ヤマ忠果樹園」さん。ありがとうございました。

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