「No Rain No Flower 」曲解説「夜を汚して」

 

 

アルバム製作の中で比較的初期に書いた曲です。

昨年の5、6月くらいだと思います。

 

アルバム全体のイメージなどはまだ掴めていなかった時期です。コロナの中を日々曲を作ることに没頭することでミュージシャンである自分を保っていたように思います。

 

 

曲のテーマとしては退廃的な大人の関係、というところでしょうか。

 

昨今、アーティストの不貞などが取り上げられ叩かれていますが、

アーティストの作る作品とアーティスト本人の人間性が必ずしもイコールではないのは明らかなのに、どうしてそう騒ぎ立てるのでしょうか。

「幻滅した、もうあのアーティストの歌は聞きたくない」等の書き込みをよく目にしますが、裏返せば、エンターテイメントと現実の境目を作品の力やアーティストの表現力によって繋がっているように見せてしまう力のあるアーティストだと僕は思いますけどね。

 

皆さんが歌の中で夢を見れるような作品を書くことが今の目標です。

 

しかしながら素晴らしい楽曲よりも不祥事やスキャンダルの方が世の中に伝わるのが早くて、伝わる人数も多いのが悲しいところです。

 

皆さま、どうぞ楽しい週末を!

 

来週の土曜はいよいよ20周年のライブがあります!