作家の酒井伏鱒二、山口瞳、池波正太郎、草野心平、三島由紀夫・・・それぞれの作家が愛した店や酒、肴といったものを通して人柄や人間性、時代背景なんかが匂ってくる本です。写真がふんだんに使われていて思わずそのお店に行ってみたくなりますね芸能人は全然興味ないのですが、文化人ミーハーだったりするので すべての作家に共通して言えるのは誰もが孤独だということですね。だからこそ酒場で誰かと杯を交わすことができるのだろうけれど。本好きな、っていうか作家の素顔に興味ある方にはおすすめです。