今日、アルバムレコーディング最後の曲「普通に生きてゆく事は意外と難しい」をレコーディング。なんだかんだ結構あったりしたが無事終了・・・終わった~っ!!!なんか今回のレコーディングは長かったな~、何日くらいやっていたんだろう?(たぶん一ヶ月)気がつけばもう秋になっていた(笑)Tシャツ半パンでスタジオに行っていたのに気がつけば今日なんて上着は薄いセーター着てるもんなー。息抜きに行ってたスタバも最初はアイスのカフェラテだったのがここ最近じゃホットのカフェラテたのんでるもんなー。レコーディングを始めた当初は絶対に発売日には間に合わないペースだったが(曲が全然書けなかったので)、無事終了できて本当にうれしい・・・と同時になんとなく寂しくもある。学園モノのドラマでよくありがちな不良だった生徒の台詞「先生、オレまだ卒業したいくないっス!」みたいな気分だ。う~む、これぞレコーディングモラトリアム・・・。
そして出来上がったこのアルバム(まだマスタリングとかジャケットの事とかはあるが)、今までのどの作品よりも自分自身の本音を出せた感じがしている。ここ一ヶ月間レコーディングを通してイヤというほど自分と向き合うなかで気がついた事、それは自分のなかの「怒り」だ。社会に対して、他人対しての怒り、なによりも自分自身に対する怒り・・・ここに文字で書いてしまうと何だか自分で書いておいてバカバカしく思ってしまうし同時にちょっと恥ずかしくなってしまうのだが、今回アルバムを作る一番の原動力になった感情だ。自分のなかの「怒り」が曲になる過程のなかで自分自身の何かを救ってくれたような感じもあったりして、この時期にとても良い音楽的、人間的経験が出来たと思う。 好き嫌いがはっきり別れるアルバムだと思うが是非聴いてもらいたい。