司馬遼太郎さんが書いて
おられる、街道を行く
の中で、特に 肥薩の道
ひさつ
は 興味があり 面白い。
その人間性の描写が
であります、
何回も何回も読み返し
ました、
その中で特に面白い一節を
略しますと、
自分は人生の中で 特に薩摩人
に何かと世話になったと、
そして各恩人に共通した
印象がある
それは 皆 、人と話をする
時は、 皆 口元に微笑を
をしてた事、
これは薩摩人に多く見ら
れる。あの西郷南洲でも
そうであったようです。
そして、司馬さんは兵隊
にも行かれたようで、
九州各県の人が多い連隊
にも居られた時
その中で一番個性的で
容貌にも共通の特徴か
あったのが
熊本県出身者で、
北九州出身者の人達
は 行動に歯切れがよく、
小気味の良い人が多い、
そして その中で 一番
個性が無く ふにゃ とした
感じが 大坂のボンボン
みたいで 大丈夫かなと
思ったのが 鹿児島出身者
だった
と言っておられます。
鹿児島人と言いますと、
まず 勇猛果敢な 薩摩隼人
さつまはやと
を 想像します。
それと関ヶ原の戦いにおける
島津兵の敵陣突破、そして
戊辰戦争、西南戦争での
薩軍の戦ぶり からして、
薩摩隼人はいなくなった
のか
と、 思わずには居られ
ません、
しかし 私の知る限りでは
薩摩人は 人と接する時は
微笑を絶さない人、義理
がたい人が まだまだ居ら
ます、
又 熊本人も肥後モッコス
がまだまだおります。