桃の節句の季節となりました。
春が近づいてきていますね。
本日は腎臓の働きについて振り返ってみます。
腎臓は腰のやや上に左右1個ずつあり、こぶし大の大きさで
重さは1個150gほど。そら豆のような形をしています。
〈腎臓の主な働き〉
1 血液の浄化、老廃物や毒素の排泄
全身を巡る血液から老廃物や毒素を取り除き、血液を
きれいにします。老廃物や毒素は尿中に排泄されます。
腎臓が1日にろ過する血液の量は 150リットルと言われており、
大型ドラム缶1本分に相当します。
2 体内の水分量や電解質の調整
体の水分や電解質(ナトリウム、カリウム、リン、カルシウムなど)は
不可欠なものですが、多すぎても少なすぎても悪影響がでます。
腎臓はそれらの量を調節し、体内環境のバランスを保っています。
3 ホルモンの分泌と調節
赤血球を作るエリスロポエチンや血圧を調節するレニン、
プロスタグランジンなどのホルモンを分泌。
ビタミンDを活性化(体内で働くようにする)させて、骨を作る
カルシウムの吸収を助けています。
腎臓の機能が悪くなると、このような働きに影響がでます。
透析療法など腎代替療法が必要となるのです。
今後川平内科のホームページがリニューアルする予定です。
何かありましたらまたお知らせ致します。