日本における最新特定技能の許可状況(2021年3月現在) | アセアン自動車流通大陸@川崎大輔

アセアン自動車流通大陸@川崎大輔

アセアンの自動車市場に進出するなら!アセアンからの外国人自動車整備人材を日本で活用したいなら!アセアン自動車流通大陸@川崎大輔。

◆特定技能1号在留外国人数は3ヶ月ごとに法務省から発表されています。2021年3月末分が発表されましたので、動画で皆様に共有いたします。
◆まず「特定技能」で在留している外国人材の人数を見てみると、特定技能の14分野全て合計して2020年3月31日時点で3,987人(制度施行1年)、2021年3月31日現在:22,567人(制度施行2年)です。1年で566%アップになります。
◆これは、コロナ禍ですから、国内の多くの技能実習生3年修了者が特定技能に資格変更した結果と言っても過言ではないと思います。また、制度の周知が進んで他の在留資格からの切り替えが多かったことなどもあるかと思います。
◆一方で、5年間で受け入れる予定人数は34.5万人です。約2年経った時点で、全体目標の6%の達成となります。まだ、「働く人材」「採用する企業」どちらにとっても活用しやすい制度になっていないことを表していると言えます。
◆特定技能の試験は19年10月から本格実施されましたが、昨年に入り新型コロナの感染が世界的に拡大。国境をまたいだ人の移動の制限もあって、政府が当初見込んだ「5年間で最大34万5150人」の受け入れ数と比べて低調に推移しています。コロナ禍にもかかわらず、高い増加率となりました。人は活用したいが、制度が使いやすくなっていない、せめぎあいと言えますでしょうか。

https://youtu.be/XosmxBeluuE