こんにちは。
フォトライフ・アーティストの河田 渉です。
今日は技術的なことから離れた話です。
かなり以前に聞いた話です。
あるお寺のかなり高齢の住職さんが
突然、英会話の勉強を始めたそうです。
当然、お弟子さん達は「今さら始めても遅過ぎます」
と諭したそうです。
すると住職さんはこう答えたそうです。
「次に生まれ変わった時に、また一から習うよりもいいでは
ないか」と。
この話を聞いた時、私は「頓智のきいた住職さんだな」
と思いました。
しかし、今は違います。
「この住職さんは本気だ」と思っています。
とかく私たちはせっかくこの世に生まれたきた以上は
それなりの生きた証を残したいと思うのは当然です。
しかし、残念ながら大多数の人は夢も果たせずとも、
大した実績も残せずとも、生きてきただけでも十分と
自分に言い訳しているかも知れません。
やはりこれでは寂しいですね。
ある方は次のように述べています。
「私は過去(前世)2千年、現在(今世)、未来(来世、来々世)2千年
で人生を4千年スパンで生きている」
「だから今世(今現在)は何をすべきかを考えて行動しているから
何が起こっても右往左往しない」と。
この方も前出の住職も、スケールがデカ過ぎです。
でもこのくらいのスケールで人生を考えれば
生きるのが楽になりそうです。
そのように考えれば、たとえ今世で結果が出なくとも、
やりたいことを始めるのに
遅すぎることはありませんね。
福島県裏磐梯にて
長野県八ヶ岳権現岳にて