直売店や道の駅で小さな農家の手作り漬物がいま激減しています。この現状について考える院内集会が開催されました。食品衛生法の改正で、食品におけるすべての事業者にHACCP導入の義務化や、保健所への「届け出」から「許可」へと変更され、許可を受けなければ製造できなくなりました。

 

 

漬物は、とくに山村農業として、規模は小さくても自然環境に直接関わりながら多様な生産活動から地域の活力を作り上げてきました。まさにローカルフードです。また漬物は、腸内細菌を整えるなど健康食品としても注目されています。

 

今回の食品衛生法の一律適用では、小規模事業者である農家さんにとって、大きなハードルとなり廃業に追い込まれる恐れがあります。厚生労働省、農林水産省から規制内容について説明がありましたが、むしろ小規模事業者の継承を積極的に後押しする支援策について具体的に提示してほしいと訴えました。

 

いのちを守る参議院議員 川田龍平 拝