6月4日、環境委員会で30分間の質疑の時間を頂きました。冒頭の部分で人工甘味料による水質環境汚染について触れました。人工甘味料は人体への影響だけでなく、下水処理水が流入する河川で検出された事例も報告されており、環境基準を所管する環境省について、水質調査の必要性を環境大臣に質問しました。





また、マイクロプラスチックも深刻です。人工芝生由来のマイクロプラスチックは河川への混入のほか、大気中への飛散も推察されています。また、漁具のマイクロプラスチックは、太平洋のゴミベルトにおいて、約80%が漁具との指摘もあり、漁具に所有者等の情報を表記するなど国際海事気候(IMO )の議論に積極的な姿勢で臨む必要があると訴えました。





現在、海洋風力発電事業が本格的に進められています。秋田県由利本荘沖、山形県遊佐沖の離岸距離2㎞の着床式での建設が計画されていますが、風車騒音による健康被害やバードストライクなどの鳥類への影響、地震への対策、さらに上限値なしの+5デシベル規制値など、どれをとっても世界の状況と比べて理解し難い内容です。計画の見直しを含めた再度の調査を環境省に求めました。





※6月4日の環境委員会の質疑の模様は、参議院TVでご覧になれます。





いのちを守る参議院議員 川田龍平