1月20日、
国立公文書館の第3回企画展「みんなで食べよう 公文書でえがく学校給食」に行ってまいりました。この企画展は本日から2月25日まで開催されています。学校給食法が公布・施行されて今年で70年となります。展示物は、学校給食の歴史から始まり、脱脂粉乳から牛乳に切り替わった背景や、学校給食が子どもたちの食生活を守ってきた役割などについて、貴重な公文書や当時のメニューやパネルを通じてわかりやすく展示されています。
学校給食の起源は明治20年代にさかのぼります。大正の関東大震災、昭和初期の不況時代、戦後を経て、昭和29年に学校給食法として結実しました。文部省(当時)が学校給食学習指導講習会を実施し、誕生会などを実施するなどして、学校給食への理解・普及の活動を行ってきたことがわかります。栄養士や調理師の資格制度を整備し、国をあげて食生活への関心を高めていったっことが伝わってきます。
現在、わたくし川田龍平は、超党派で組織する「オーガニック学校給食議員連盟」の共同代表や、地域から食のネットワークを構築して、それぞれの地域で自給率を上げることで、国の自給率も上げる「ローカルフード」を全国に広げ、ローカルフード法として成立させるための運動をしています。
今回、訪問した国立公文書館の学校給食企画展は、オーガニック学校給食議連やローカルフード推進プロジェクトを進めていくうえで、学校給食とは何かという原点を知る大切な機会となりました。2月25日まで開催されていますので、ご興味のある方は是非訪れていただければと思います。
いのちを守る参議院議員 川田龍平