「第10回 地域医療・介護研究会JAPAN(LMC)」が京都で開催され「コロナと医療と街づくり」をテーマに医療、介護、健康長寿社会など、医療現場で起きている課題について、多様な視点から議論が行われました。



地域医療を考えるうえで、医師や看護師が不足している地域の問題もさることながら、住民への啓発不全により何の関心も示さない人々の多い環境下においては、どんなに立派な構想を立案しても、本当に必要な医療・介護の提供は実現することができません。 

 

シンポジウムでは、福島第一原発からの処理水放出について意見を求められ、「原発事故以降この問題について取り組んだ。メディアが焦点をあてているトリチウムは水に溶けてしまうことの問題がある上に、トリチウム以外の核種も含め継続的かつ信頼ある第三者機関による正確なモニタリングが必要で、情報公開を徹底していくことが不可欠だ。科学的に安全であると判明するのは長期間を要するので、まずは予防原則に立って、市民や漁港関係者も含めた議論を継続していくことが大切」と主張しました。また、注射針の品質管理など薬事行政についても、患者や当事者の視点から、これからも国会で発言していきたいと締めくくりました。

 

これからの「まちづくり」においても医療・介護の存在は不可欠です。 
地域で活動している皆様へ医療関連企業からの有形・無形の支援を橋渡しや、医療関連企業のメゼナ活動(社会奉仕活動)の機会の提供し、当法人の様々な活動を通して、これからのあるべき、元気な地域のあり方を提唱し、実現に向けて協力していきます。


いのちを守る参議院議員 川田龍平 拝