第1回 「ショック・ドクトリン」の誕生

【再放送】2023年6月12日(月)午後1時5分~1時30分

 

第2回 国際機関というプレイヤー・中露での「ショック療法」

【放送時間】2023年6月12日(月)午後10時25分~10時50分

【再放送】6月19日(月)午後1時5分~1時30分

 

第3回 戦争ショック・ドクトリン 株式会社化する国家と新植民地主義

【放送時間】2023年6月19日(月)午後10時25分~10時50分

【再放送】6月20日(火)午前5時30分~5時55分、6月26日(月)午後1時5分~1時30分

 

第4回 日本、そして民衆の「ショック・ドクトリン」

【放送時間】2023年6月26日(月)午後10時25分~10時50分

【再放送】6月27日(火)午前5時30分~5時55分、7月3日(月)午後1時5分~1時30分

 

https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/blog/bl/pEwB9LAbAN/bp/p3zjVmO7p3/

 

ジャーナリストのナオミ・クラインは、1970年代のチリの軍事クーデターに始まり、

ソ連崩壊、アジア通貨危機、米国同時多発テロ事件とイラク戦争、

また台風や津波のような自然災害など、社会を揺るがす大惨事に乗じて導入された

過激な市場原理主義改革の事実を、歴史的な視点で丹念に追い、

この「ショック・ドクトリン(惨事便乗型資本主義)」によって

先進諸国が危機状況にある国の富を収奪する構造を明らかにした。

新自由主義が世界を席巻し、私たちの暮らす日本も

「ショック・ドクトリン」の標的となり得る現在、改めてこの本を読みとき、

社会を裏側で動かす構造を見抜く方法や、それに立ち向かうためになすべきことについて、

国際ジャーナリストの堤未果が全4回を通し解説してゆく。

 

ぜひご覧いただき、ご意見・ご感想をお聞かせくださいませ。

(出典:NHK「100分de名著」)

 

 

堤未果のショック・ドクトリン 政府のやりたい放題から身を守る方法 (幻冬舎新書 ) –

「ショック・ドクトリン」とはテロや大災害など、恐怖で国民が思考停止している最中に為政者や巨大資本が、どさくさ紛れに過激な政策を推し進める悪魔の手法のことである。日本でも大地震やコロナ禍という惨事の裏で、知らない間に個人情報や資産が奪われようとしている。パンデミックで空前の利益を得る製薬企業の手口、マイナンバーカード普及の先にある政府の思惑など……。強欲資本主義の巧妙な正体を見抜き、私たちの生命・財産を守る方法とは? 滅びゆく日本の実態を看破する覚悟の一冊。

 

 

 

堤未果(著) ナオミ・クライン「ショック・ドクトリン」 2023年6月(NHK テキスト)
ジャーナリストのナオミ・クラインは、1970年代のチリの軍事クーデターに始まり、ソ連崩壊、アジア通貨危機、米国同時多発テロ事件とイラク戦争、また台風や津波のような自然災害など、社会を揺るがす大惨事に乗じて導入された過激な市場原理主義改革の事実を、歴史的な視点で丹念に追い、この「ショック・ドクトリン(惨事便乗型資本主義)」によって先進諸国が危機状況にある国の富を収奪する構造を明らかにした。新自由主義が世界を席巻し、私たちの暮らす日本も「ショック・ドクトリン」の標的となり得る現在、改めてこの本を読みとき、社会を裏側で動かす構造を見抜く方法や、それに立ち向かうためになすべきことについて考えていく。