本日は、「中小企業等の金融債務者保護推進議員連盟」総会に参加し、中小企業等の経営状況について、中小企業庁より現状ヒアリング。

中小企業、個人が金融機関との取引において、きわめて不利な立場に置かれているとの認識のもとに、金融債務者の権利の確立に向けて、奮闘しております。

中小企業を過剰債務から解放し、中小企業の元気を回復させる為に知恵と協力を仰ぎ、しっかり理解し取り組んでまります。

 

長期のゼロ金利政策のもと、金融機関の収益は悪化しています。

収益拡大のために無理な貸し出しが増大しており、シェアハウスへの投資トラブルから発覚した預貯金残高を改ざんした不正融資事件はその端的な事例でもあります。

 

しかし、金融機関の不正が明らかになっても、過剰な融資を受けた債務者の債務が軽減されるわけではありません。

わが国には、返済能力以上の過剰な融資を受けて、その返済に苦しんでいる方々が多くおります。

2009ン円の中小企業等金融円滑化法は、過剰な債務を抱えた中小企業や個人に対し、金融機関に返済条件緩和を促し、それにより救われた企業も多かった。

しかし、中小企業等金融円滑化法終了後、金融機関の中小企業等への貸しはがしが再燃しされ、個人において、出業や収入減少で、住宅ローン返済が行き詰まり、いわゆる ローン難民が増加しております。

 

金融債務者の法的保護の拡充は、国民の経済の安定と発展のために喫緊の課題であるとの観点にたち、必要な法整備や適切な運用が図られるよう議員連盟が結成されました。

 

                                いのちを守る 参議院議員 川田龍平