4月19日(月)に行われた行政監視委員会。
今回の議題は、
「行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査
(国と地方の行政の役割分担に関する件)」
以下の3人の方が参考人として出席してくださいました。
《参考人》
東京大学大学院法学政治学研究科教授 金井利之氏
日本大学危機管理学部准教授 鈴木秀洋氏
行政経営コンサルタント 田淵雪子氏
今回の議題は、国と地方の役割分担の話が中心です。
でも、参考人からは、
「国と地方とではない。国と各自治体との役割分担だ」
と言う証言がなるほど!と思えるお話でした。
川田龍平参議院議員も参考人質疑に参加しましたので、その模様をご覧いただければと思います。
川田龍平参議院議員の質疑では、このようなやり取りがありました。
【民間委託について】
川田龍平参議院議員
PFIをイギリスなどでは止めている。
でも日本では、それを行おうとしている動きがある。
なぜ日本では、民間委託を行うとする動きがあるのでしょうか?
回答
現在日本では、PFIを導入しないといけないという
無理なスキームを行っている節がある。
地方自治体では、
舞い上がって早めにやればカッコイイと思っている。
遅れているところは、遅れてはいけないと焦ってやっている。冷静な特定な政策方法があると、そこに乗ってもらおうと、しているようだ。
※一口メモ
PFI(プライベイト・ファイナンス・イニシアティブ)とは、公共施設等の設計、建設、維持管理及び運営に、民間の資金とノウハウを活用し、公共サービスの提供を民間主導で行うことで、効率的かつ効果的な公共サービスの提供を図るという考え方です。
【個人情報】
川田龍平参議院議員
個人情報が流出していることについて、参考人はどうおもっていますか?
回答
デジタル化は情勢適応である。
今の時代、メールを使わないといのはありえない状況。
しかしデジタル化は、「打ち出の小槌」ではない
個人情報の活用が経済的プラスと考えているが、それだけではない。
システムの多様性はリスクヘッジにつながる。
しかし、全てのシステム統一化は、問題が発生したときにリスクに弱い。
【行政監視機能】
川田龍平参議院議員
かつては行政監視機能が国や地方でも非常に活発に動いていたとのことですが、最近は、だいぶ静かになってしまっている。かつての行政の評価と議会の評価、よい組合せは?
回答
鍵は「住人」である
2000年過ぎでは、とても住民が動いてくれた。
住民が元気な時期であった
2010~20年の間は地震の影響からか、議会に関しても、この間から、最近はとても静かである。
ポイントは、
『選挙』こそが行政評価です。この期間にあらためて、どんな活動をしたかを評価して、判断を下していくベき。地域の組長さんは特に評価の上で活動しないといけない。
などなど...
以上の様なやり取りがありました。
行政の評価も簡単なものではありませんが、一番は、国民の皆さんの「選挙」という言葉は重たいですね。
全内容については動画をご参考にして頂ければと
思っております。
明日(20日)は、川田龍平参議院議員は
「厚生労働委員会」で質問に臨みます。
「HPVワクチン」について質問を行う予定です。
明日の模様もまた、こちらでご紹介できればと。
身体と健康に直結する質問が明日行われます。
よろしくお願いします!
以上、秘書○でした。
いのちを守る 参議院議員 川田龍平