本日(4月10日(土))開催しました

「川田龍平といのちを守る会

 年次総会2021」

の速報をお送りします。

 

今回は、会場と同時にzoomによるリモート配信も併用して行われました。

イベント終了後の、議員の動画コメントはこちらから

 

司会は葵龍会でもお馴染み、茂木俊男事務局長が務めてくださいました。

  • 色平哲郎 いのちを守る会会長挨拶

長野県佐久市より。内科医なので外来をしていてぎりぎりになりました。

2年前選挙で皆さんにお会いし、感謝しております。

これからどういう社会をつくっていくべきか、過渡期といえますね。

奥様の堤さんの仰るように「株式会社アメリカ」というコンセプト、

つまりアメリカがお金をむさぼる形で我々のところに入ってくる可能性が高い。

理想は、生活に困窮している人や、自分たちの意見を届けられない人へ届くような政治を期待している。

  • 静岡市議会議員 松谷清氏より動画メッセージ

国と地方の関係が対等という認識を持ってくれる国会議員が少ない中、

川田議員はしっかり地方のことを考えてくれ、良い連携をとらせてもらっている。

日頃から研究会などで貴重な情報を頂き、市議会活動にも役立てている。

また川田議員は地方農家を守るため、

種子法の廃止後の種子条例制定に一生懸命取り組んでくれている。

静岡県はまだ条例をつくれていないが、何とかがんばりたい。

川田議員、体調に気を付けて今後も活躍してほしい。

 

川田議員 国政活動報告、

メッセージ(要約)

良い季節になりました。行楽日和の中、またお忙しい中、

ご参集ありがとうございます。昨年はリモートのみの開催でした。

今日はこのような立派な会場での対面と、

同時に北海道から長野、新潟など各地からのリモート参加も賜り、

ありがたく思っております。

 

国会議員になってからもうすぐ14年になりますが、

今ほど国会の役割が重要な時はないと思っています。

公文書が廃棄され、国会でうそをつかれ、民主主義がないがしろにされ、

今の政治はひどい状況です。

また選挙では多額のお金が動き、大臣室での現金授受など、政治の腐敗が凄まじいです。

今こそ、怒りをぶつけていかなければいけない。

 

官僚もいわゆるヒラメ官僚という言葉があり(上司の顔色を見て仕事)、

23人での深夜にわたる宴会など、

国民に対しこれだけ自粛を求める中でこれをやってしまう感覚。

 

政治、行政、メディア含め、世の中を暗いものにしてしまっている。

将来を見据えてこの国のかじ取りをしていかなければ。

これからは、国という単位だけではこの社会はうまくまわっていかず、

自治体の首長の役割が大きくなっていると思う。

 

知事のみならず市区町村長の活躍もとても素晴らしい。

例えば世田谷区長や和歌山県知事は、PCR検査において、

国の方針とは違う対策を進め、封じ込めに成功した。

国を頼るのではなく、自治体の役割が今こそ発揮されていく。

小平市長選も野党候補が勝った。明日から日野市、日の出町と続く。

本当に自治体首長の役割が大きいことを、このコロナ禍で感じた。

 

また、私は在来種を地域で活用していく「在来種苗保存・育成法」の議員立法にも取り組んでいる。

これも基本理念において、国主導ではなく、自治体の主体的に進めていくことを、

国が支援していく仕組みで、昨年5月から準備してきた。

 

この国の政治が全く国民の利益を考えていない。

1990後半から、大企業多国籍企業優先の政策ばかり通るようになった。

それも十分な審議で通過するのではなく、国会審議はほとんど報道もされず。

 

デジタル関連法案も束ねで何十本もをいっぺんに通す。

束ね法だけで審議時間短くなるし、

一部は反対だけどこちらは賛成だと、

本来反対なのに通ってしまうことにもなる。

 

国民の理解のないまま国会を通過する。

また国会では、週刊誌ネタばかり取り上げられる。

そしてテレビではそればかり報道される。

大臣の首をとり政権交代が早まるように動く。

法案の中身でなく。

そのようにして世論もつくられていき、中身の審議はされず、形骸化。

 

また与党案が先に出されるが、半年前に審議されたものが出され、数の力で通す。

問題点があっても追及されない。

野党が出すものは、これも十分な審議なくつぶされたりする。

このまま温存することなく、野党が力をもって国会で十分な審議ができるよう、

そのためには総選挙において野党が数をしっかり多数を占めることが重要だ。

今年は選挙応援に入るのがメイン。

自分も地方自治体や衆議院議員の力も借り、全国の皆さんの力で当選できた。

本来なら全国を御礼行脚したかったが、コロナ禍でなかなか回れなかった。

ぜひまた全国の皆さんと直接話したい。

 

私は今厚生労働委員会で一般質疑と育児・介護休業法の質疑、

また行政監視委員会、地方創生・消費者委員会でも質疑に立った。

地方創生・消費者委員会というのは、多くの審議事項を国会会期中に通すために

無理やり地方創生委員会を、消費者委員会とくっつけた経緯があるが、消費者問題はたくさんおきている。

地方創生といっしょにしてしまったことにより結局消費者問題の審議も不十分である。

委員会開催というのは、与野党筆頭理事間で調整して決める。

私は行政監視と国際経済外交の筆頭理事を務め、与党と日程調整という地味な仕事もしている。

質問も国会日程調整もあり、日々忙しくしている。

そして、立憲民主党は組合などの支援団体の慣例で、

2期やると引退する議員が多い(日教組も自治労も)。

選挙番以外は、来年、新人10人、同期は、ぼくと吉川さんと牧山さんの3人しかいない。

来年は党の中で中心的役割もあり、ますます忙しくなる。

自分の役割をどのように発揮できるか。しっかり参議院の独自性を生かし、

国会内で川田がしっかり仕事できるよう、そのためには多数をとれるように、

皆さんのご支援をお願いします。

本日全国から参加の皆さん、本当にありがとうございます。

 

今日は滋賀県の土田先生に講演をお願いしました。

私は薬害事件の被害者として、国の医療をよくしたい、

いつでもだれでも受けられる医療を守りたいと頑張ってきました。

 

医師不足、医師の働き方改革、という課題で、

来週本会議で質問に立ちます。

日本は薬剤費や医療機器にかけるお金が高い。

診療報酬の中で、薬や機械にお金をかけてしまったら、

診療報酬から株式会社の株主、外国に利益がいってしまう。

それよりも、予防教育など、人にお金を使うことにより、

地方の人の給与になれば地域で循環していくお金になる。

医療、福祉、教育、芸術など文化にお金が使われるようにして日本を再生していく。

人にお金をつかっていく政策を地方でやっていく、そういう政策をしたい。

 

ネット等で説明していくが、そのひとつとして在来種の保存、

それにより学校給食無農薬化、そして病気予防、健康保持増進、

これからの社会に必要なしくみだ。首長は学校給食をかえる力をもっている。

現実に見える形で法律をつくり国をつくっていきたい。

力をお貸しいただきたい。

これからの国をよくしていくために全力でがんばっていく。

 

  • 特別講演(土田先生)

動脈硬化の完全解決と血管の

四つの血管パターンについて

というテーマで、滋賀県高島市で耳鼻科開業医の土田博夫先生に講演頂いた。

血管には、

冬に体調不良がおこるタイプ、

夏に体調不良がおこるタイプ、

冬も夏も体調不良がおこるタイプ、

冬も夏もおこらないタイプの4タイプがあり、

それぞれ性格傾向も異なる、とのこと。

 

病気のほとんどは、血管に溜まったプラークのせいで血流が悪くなることでおこる。

改善するにはただふたつ、悪玉コレステロールと血糖値を下げることだということでした。

目からうろこのお話で、とてもためになり、予防医学の重要性も納得できました。

 

最後のご挨拶は、前回の参議院選挙でも選対本部で大活躍いただきました、

山田達也 選挙顧問(元新潟市議会議員)

248人の参議院議員の中で100人の純粋な比例選出議員のひとりです。

構成員数十万人などの大団体に依存しない。

個人の自由なサポートでなりたっている。

団体の利害にしばられない政治家としての大きなつよみ。

だが一歩まちがえると

 前回:9万4千 ← 前々回:11マン7千

 2マン3千、票が減った。

 

次はまずい、と心配 選挙における集票力は昔に比べれば小さくなり、

個人の意思による人が増えている。

オンライン集会参加も可能に。

 

いのちを守る政治にまい進するかぎりまだまだ大丈夫。

一緒にがんばりましょう

 

以上、

「川田龍平といのちを守る会 年次総会2021」

の模様でした。

来られなかったかたも、ぜひ次回、このような集会を行います。

ご参加よろしくお願いいたします。

 

龍いのちを守る 参議院議員 川田龍平龍