3月22日(月)参議院 厚生労働委員会 予算移植審査にて

川田龍平参議院議員が質問に立ちました。

今回はその模様をお伝えします。

まずは、質問を終えて、川田龍平参議院議員の感想を動画収録しました。

 

今回の質問では、今直面しています

コロナウイルス対策について、だけでなく、

様々な視点から質疑を交わしました。

 

質問は多岐にわたり、

・医薬品等行政評価・監視委員会

・コロナウイルスのゲノム解析
・健康寿命と免疫 

・沖縄基地と遺骨問題 

・統合医療

・病院経営の問題

・病院と消費税について 

などを質問しています。

以下は、川田龍平事務所公式ツイッターアカウント、

@Kawadaofficeの同時ツイートから、

 

川田

「将来的には医療にも独立した消費者委員会のような存在が必要だと思っている。消費者委員会というのは有効な機能を持っている。医薬品にも独立した機関が必要だ」

川田

「ワクチンは確かに有効だが常に副反応のリスクがある。アストラゼネカ製ワクチンには血栓症を引き起こす事が指摘されている。
こうした懸念を見れば、それ以外のコロナ対策として別な重症化予防が必要だと思うがどうか」

厚生労働局長

「重症になった場合も治療薬の開発については、さまざまな研究がされている。重症患者への対応も含めた治療のあり方については学会の専門家の方々が手引きを作成している。引き続きこうした取り組みと適切な対応を進めます

(←何も答えてない回答)

 

このような暖簾に腕押しのときもありますが、

質問しないと政府は気づきません、動きません。

議員はきっかけを与える事も重要な仕事なのです。

 

コロナウィルスについては、変異株、重症化予防、

免疫力を上げる方法、などについて質問して、

田村厚生労働大臣や担当局長より、

同意と知見不足を指摘しました。

そのやり取りです。

 

川田

「免疫の暴走をあげている研究結果があります。

サイトカインストームです。

 

ウィルスを退治するのではなく免疫の暴走を抑える治療法も考えなければならない。

コロナウィルスに関してどのような時に免疫が暴走するのかの研究が必要ではないのか?」

正林健康局長

「炎症を抑える研究はある。様々な視点から研究を進めていけらばと」

 

川田

「ぜひしっかりやってほしい。サイトカインストームは特にしっかり取り組んでほしい。
最近では変異株が世界に広がっている、情報は日に日に更新されている。
ゲノム解析の進捗はどうなってるのか?
海外と比べてどうなっているのか?
重症化事例の国際比較はしているのか?」

正林

「ゲノム解析についてはこれまでも実施しているが、一部自治体では独自に解析してるし民間とも連携中です。英国、南アフリカ、ブラジルなどからの変異株は、重症化しやすい可能性がある。免疫やワクチンの効果を低下させる報告もある。引き続き調べてゆきます」

川田「肝心の国際比較は?」

正林「まだまだこれからです」

川田

「しっかりやってください、こう言った事ができていないことが政府の対策の遅れにつながっている」

 

川田

「感染したとしても重症化しにくいからだを作ることが重要。日頃から食生活を始め、身体の免疫を高めることが重要だ。コロナ禍で外出できない今こそ、健康寿命の推進が必要だ。政府の取り組みはどうなっているのか?」

正林

「健康づくりは重要です。コロナ禍では家から出ない傾向が強まっているので基礎免疫や体力低下が悪化している。政府から提案したものの、結果的に食生活も運動もうまくいっていないのでこれから調査します。年齢問わず誰でもできる『オンライン体操解説動画』を配信しています。『食生活改善の啓発』もやっています」

川田

「自分自身は10歳から免疫の病気と戦い続けてきた立場として、いかに日常の中で免疫を高く維持するかの重要性を実感している。ワクチンは万能ではありません。ワクチンさえ打てばという考え方を一般の人に広げるようなこの政策は非常に疑問だ。コロナワクチンが感染予防ではなく重症化予防のワクチンであることや、そういう事が誤解されている。ワクチンの作用について正確に広めるべきだ」

田村大臣

「接種をお願いしているがあくまでも国民の判断。感染というよりかは重症予防です。実は感染しても人にうつす力があるかのエビデンスすらない。
ワクチンを打ったからといって、今の自粛的生活は続けてもらわなければならない。ワクチンは我々は期待しているが、それだけではだめです。新薬など色々試験をしている。レムデシビルも有効だし、血栓対策にはヘパリンなど、色々やって行きたい。呼吸器の後遺症、味覚や嗅覚の後遺症も心配されているので、研究を進めている。
健康状態がコロナ禍の自粛体制で悪化しているが、自宅で食べると好きなものばかり食べてしまい酒も飲んでしまうので悪化するので、広報を頑張ります」

川田

「筋痛性能脊髄炎や慢性疲労症候群なども、これを機に新型コロナウィルスとの関係をぜひ調べてほしい」

正林

「コロナから回復した人の中で一定の割合で後遺症に苦しんでいる人がいる。ただ、まだ関連性が明らかになっていない部分も多く、現在実態を調査している状況」

川田

「ここは大事なところです。是非政治決断でやってほしい」

 

 

 また、アジア太平洋地域の遺族からの要望を受け、

遺骨収集とDNA鑑定の進捗についても問い、

迅速に進め、遺族への郵便による報告など丁寧な対応を求めました。

 辺野古新基地建設にあたり、激戦地であった沖縄南部の土砂を使用する計画についても糾しました。

多くの命を失った地域であり、土砂には骨や血や魂が込められているため、

新基地建設への使用は人道的にいかがなものか追及し、

断念してほしい旨も訴えました。

 

田村厚労大臣も同じ見解ではあるものの、

防衛省との連携上の課題が大きい様子もうかがえ、

引き続き訴えていきたいと思いました。

 病院経営の危機的状況に対し、田村大臣に理解と対策を求めたところ、

引き続き多様な給付金などで対応していきたいとの答弁がありました。

特に医療機器等にかかる消費税の減免等を検討してほしいと提案しました。

 

そして、西洋と東洋の医療。統合医療についてのやり取りです。

川田

「今世界では西洋医学だけに頼るのではなく、東洋の統合医療と併用することでそれぞれの足りない部分をカバーし合うやり方が主流になってきている。たとえば癌治療に精神面でのケアが大きな影響を与えることなど含め、そういう部門を設立する国も少なからず出ている。日本も鍼灸や日本発祥のレイキヒーリングなど優れた治療法がたくさんあるのだから、エビデンスを調査する研究も含めて進めていくべきだ」

田村厚労大臣

「私も統合医療には関心が高く、統合医療議連のメンバーだ。

これは与野党関係なく重要分野だと思うのでこれから注目してゆきたい」

 

と、掲載したようなエキサイティングなやり取りが交わされました。

 

この模様はYOUTUBEに掲載しましたので、実際に見て見たい人はぜひ。

 

この質問を機会に、よりよい行政となると良いですね。

せっかく春ですのでね。

 

川田龍平参議院議員は、明日も質問に立ちます。

 

明日は
「参議院 地方創生及び消費者問題に関する特別委員会」

に立ちます。その模様も明日、お伝えします。

 

龍いのちを守る 参議院議員 川田龍平龍