本日午前中に開催された厚生労働部会に出席いたしました。今日は「リクナビ」の問題と介護保険の改正について厚生労働省(リクナビ問題は内閣府個人情報保護委員会も)よりレクを受けました。

 

「リクナビ」の問題は「リクナビ」を運営する企業が、学生の辞退率のデータを購入した企業に個人データが送られることになったことについて約8000名の利用者の同意を取らなかったために、東京労働局が指導を行い、個人情報保護委員会が勧告を行ったというものです。

 

今回の指導、勧告により、企業に辞退率予測データを送るサービスは廃止されることになりました。ただ、データを購入した企業に対する調査は継続中で、違反があれば指導していくとのことです。

就職活動中の学生は弱い立場にあり、リクナビのようなシステムは多くの就活中の学生が頼りにしています。リクナビを運営する企業には、二度と学生の信頼を失うような事例を繰り返して欲しくないと思います。

 

一方、介護保険の問題は令和3年度に行われる改正で、要介護1,2の方々が介護保険の給付から外される方向になり、サービスの低下が懸念されます。厚生労働省の回答はサービスが低下することはないとのことでしたが、前回の改定で要支援1,2の方々のサービスが実質的に低下したことから、サービスを低下させないように尽力して参ります。この件につきましては来年の通常国会で審議がされる予定ですが、その際に腰を据えて審議を行いたいと思います。

 

🐲いのちを守る参議院議員川田龍平🐲