今日7月24日は、
自分にとって人生を大きく変えた、
忘れられない日です。
２３年前の今日、
厚生省の周りを3500人の人々と共に
「薬害エイズ人間の鎖」で取り囲んだのです🤝
あの日も朝から30℃を超える暑さで、
街宣車の上に立った瞬間、
足元から溶けるような気がしたのを
覚えています☀️😵💦。
あの時、
あんなにたくさんの若い人たちが、
薬害エイズ事件をまるで自分のことのように考え、
情報隠蔽によって多くの命を奪った政府に対して
本気で怒り
涙を流し、
こんな社会は変えなきゃいけない、と
声をあげ、周りに伝え、立ち上がって行動してくれたこと。
危機感を持ったマスコミ関係者が、
被害者の声に真剣に耳を傾けてくれ、
カメラを回し、ペンを走らせ、
権力の暴走を止めようと、
国中に伝えてくれたこと。
日夜共に動いてくれた弁護団や、
与野党を超えて問題の解決に尽力してくれた国会議員達、
ここに書ききれないほど様々な立場の人々が、
おかしいことをおかしいと言ってくれたことで、
薬害エイズ裁判が画期的な和解勝利へと導かれたのでした。
裁判の確認書調印の時、
自分は原告団を代表し、
加害者側に対してこう言いました。
「人は何のために生まれてきたのでしょうか。
殺されるためではありません。
生きたいです。やりたいことをしたいです。
できることをできるうちにしたいです。
ただ生き延びるのではなく、楽しく生きたい。
でも楽しく生きるためには、
この社会が平和で、
命が人権が守られる場所であってこそ
本当に楽しく生きられる、
そのことが被害にあって初めてわかりました。
だから生きているうちにこの国を、
命や人権が守られる国にしていきたいと思います。
でも、
あなたたちが本気で真相究明するかどうか
自分たちがした行いを認めて心から謝罪するかどうか
何よりもそれを行動で示すかどうか
その確信がありません」
実はあの時
スピーチをしながらも
どうしても彼らを信じることができず
壇上を降りた後も、
悔しい気持ちが残っていたのを
覚えています。
それでも
途中から「生きたい」と思わせてくれたのは、
自分と同じように
社会を変えたいと動いてくれた、
大勢の人たちがいたおかげでした。
あの時加害者たちに言った言葉が、
２３年後の今を生きる自分に
問いかけてきます。
今の大人は若者たちに、
人を信じてもいいと、
社会は変えられるのだと、
生きていてよかったと、
思わせているだろうか？
今の状況がどんなにひどかったとしても、
大人が諦めない姿を見せ続ければ
子供は絶望しても
また前を向いて歩いて行かれるのです。
２３年前の自分がそうだったように。
おかげさまで
病気もせず元気に働けている自分には、
まだまだやりたいこと、
やらなければならないことが山ほどあります。
今日、薬害エイズを考える山の手の会に出席し、
当時を知る人たちと様々なことを話し合いました。
現在深刻な被害を出しているにもかかわらず、
政府がそれを認めず推奨し続けている
ヒトパピローマウィルスHPV（子宮頸がん）ワクチン被害。
一体２３年前の薬害エイズの経験をどう活かせば、
HPVワクチンのような問題や、
薬害を２度と起こさせない社会にしていけるのか。
国による定期接種化がいかにワクチン被害を拡大しているか？
ワクチン被害者が声をあげられず、差別されているのは何故か？
子宮頚がん検診とHPV検査の併用で子宮頸癌削減に成功した島根県方式について。
ますます後退し閉塞的になっている今の日本の性教育が若者を危険に晒していることについて。
これらのテーマについて、横浜フォーラムで詳しく語らせていただきます！
（お近くの方は是非お越しください！）
昨今の女性国会議員によるLGBT🏳️🌈についての差別発言など、
未だに根深く蔓延する差別について、一部政治家をどうにかしてほしいという怒りの声もありました。
２３年前に一回生議員だった
枝野幸男衆議院議員をはじめ、
与野党の若手国会議員が
薬害エイズ問題PTで尽力してくれ、
菅直人厚労大臣が決断してくれて、
和解へ至った薬害エイズ裁判。
その後総理になった
菅直人議員と、
今や立憲民主党代表である
枝野幸男議員、
３人揃って8月4日(土)の
「川田龍平 命のカフェSP〜立憲主義ってなんだ？〜」
にて、
薬害エイズ事件の時の話や、
立憲主義から暴走しきった今の政治を
何としても
「まっとうな、命を守る政治」に戻す方法を
皆さんと一緒に
とことん語り、
疑問に答えるイベントにします！🎤
8月4日の
「川田龍平 命のカフェ☕️＠吉祥寺」、
暑さの中、
続々とお申し込みをいただいています！
まだの方は是非ともご連絡ください！
皆様にお会いできるのを
心から楽しみにしています！
🐲命を守る参議院議員川田龍平🐲