母校 東京経済大学学校
 
西下彰俊教授(現代法学部)の
 
公開講座を受講してきました。

ゲスト講師に丹野智文さんを迎えし、
若年性認知症当事者としての生き方、
社会とのかかわり方と題した講演でした。カラオケ
 
自分も学生時代、D101教室で、
「薬害エイズ」の話をさせていただきました。
 
その同じ教室で、
丹野さんは、大学で初めて講義をされる
ということで、感慨深いものがありました。
 
大教室は学生、一般受講者の方で満杯でした。
若年性認知症である事を公表し、
 
仕事を続けながら、「おれんじドア
 
という相談窓口を運営している
 
当事者の丹野さんの言葉は、
 
大変心に響きました。

「重度で大変な方もいらっしゃるが、
そのイメージのみにとらわれないで頂きたい」

「できる事を奪わないでほしい」

「サポーターとしてより、
相互にパートナーとしての関係を」
丹野さんは43歳。とても綺麗な奥様と、
高3と中学生の娘さんがいらしゃるそうで、
出席していた学生たちの親御さんと近い年齢です。
 
きっと、他人事としてではなく、
身近な事、自分の事として
皆さんに伝わっていたと思います。
 
当事者の言葉はとても重いです。
 
自分も薬害エイズを経験して、
自分の事だけでなく、
これから二度と同じ被害を繰り返さないよう
政治を変えたいと思って、
国会議員になりました。
 
丹野さんのお話しを伺って、
 
これからも当事者の視点を大事にした医療、介護、福祉政策を
実現していきたいと改めて思いました。
 
 
丹野さんは、お仕事がお休みの時、
講演されているという事で、
完全なお休みの日は、
ほとんどないという事でした。
 
丹野さん、お身体に気をつけて下さい。
講演どうもありがとうございました。
 
龍いのちを守る 参議院議員 川田龍平龍