今週は19日(火)に始まり21日(木)の午前1回、午後1回、22日(金)の計4回厚生労働委員会の質疑に立ちました。

19日の厚生労働委員会での私の質問は以下のとおりです。(※動画はこちらから
患者申出療養における医師や製薬企業の不適切な関与を防ぐしくみの不備を指摘し、患者申出療養は臨床研究であって、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」の対象となることの確認答弁を勝ち取りました。一方で、今政府が検討している患者申出療養は、ヘルシンキ宣言に反しており、臨床研究を国際水準で行っていこうとする方向性とも反し、安全性・有効性が未確立な医療、実験段階の医療に保険財源を流用することとなり、研究と保険診療の線引きを曖昧にし、この国の臨床研究への国際的信頼の回復を遠のかせるばかりか、世界に誇るこの国の医療制度を内部から崩壊させることになると主張しました。

また、来月販売がはじまる健康サプリメントなどの機能性表示食品制度が、既存のトクホと矛盾していること、安全性が確保されいないことなどを消費者庁に質し、来月の販売解禁を凍結し、制度の廃止を含む抜本的見直しを求めました。もし制度を維持するのであれば、法制化して登録制とし、製造工程が似通っている医薬品には義務化されている適正製造規範GMPの遵守を、諸外国同様に義務づけるべきと考えています。

不十分な答弁、はぐらかす答弁が多かったので、引き続き、国会で追及してまいります。

 

5月21日(木)
参議院厚生労働委員会 ※動画はこちらから
5月22日(金)
参議院厚生労働委員会 ※動画はこちらから

詳細につきましては後日アップいたします。



5月17日に行われた大阪都構想の賛否を問う住民投票は、みなさんご存知のとおり反対多数となり、橋本市長の政界引退と江田代表の代表辞任が表明されました。
江田代表の責任を取る決意は固く、みんなで説得しましたが残念ながら覆すことはできませんでした。
19日には両院議員懇談会で代表辞任が承認され、その後両院議員総会に切り替え、代表選挙を行い松野頼久代議士が満場一致で代表に選出されました。
21日に再度両院議員総会を開き、人事案が了承され新体制が発足しました。
私は引き続き党規委員長に任命されましたので、松野新代表を支えながら頑張りたいと思います、