2015329日(日)東京・四谷の主婦会館にて川田龍平といのちを守る会総会・特別講演会を開催しました。まず川田龍平より、皆様へご挨拶をさせていただきました。「今回の国会から厚生労働委員会に復帰することができました。久しぶりの厚生労働委員会は雰囲気が以前と変わっいてびっくりしました。今の与党の力はほんとうに大きくて野党が力を合わせないと何もできません。なんとか野党をまとめてできることをやっていかなければいけません。私が今こうやって仕事ができるのは今日集まっていただいた皆さんのお支えのおかげです。これからも皆さんから叱咤激励、ご指導ご鞭撻をいただき頑張って行きたいと思っています


 
 つづいては福田要治いのちを守る会会長が皆様にご挨拶致しました。「この間、縁があって『日本と原発』という弁護士の河合弘之先生が監督をされた映画を見る機会に恵まれました。衝撃的な内容でとても考えさせられました。上映後、河合監督とも話をしましたが川田議員に対する期待はとても大きいものでした。いつか「守る会」でも上映会を開きたいと思っています。たくさんの人達が川田議員に期待をし、必要としています、体調管理にも気を使いこれからも是非頑張ってください。」と心のこもったご挨拶をいただきました。

 

 そして事務局の中島から2014年度の会計報告を行い、総会の部が終了致しました。

 

 休憩の間に、4月に行われる統一地方選挙の候補者がマイクを回し選挙に向けた熱い思いを語って頂きました。

 

 第2部が始まり、おまちかねの色平哲郎先生の特別講演となりました。破天荒な経歴からくる経験豊かな内容とユーモラスでテンポの良い語り口調に参加者一同、楽しく真剣に講演を聞かせていただきました。世界の医者の給料格差のお話、国民皆保険が世界的にみていかに素晴らしいか、そしてその国民皆保険が今、危機的状況にあることなど、現在の医療の問題とこれからの医療の問題を丁寧にお話いただき参加者一同大きな興味と関心を持ち拝聴させていただきました。なかでも、農家の方とのやり取りを寸劇で表現し、「医者が医療をするのでなく、住民が求める医療を医者がやる」とお話いただいた姿は、とても説得力のあるものでした。

 
 

 つぎはいよいよ川田参議院議員からの国政報告です。「今日は貴重な休日にこんなにたくさんの方に参加していただき、誠にありがとうございます。先日久しぶりに厚生労働委員会で質問に立ちましたが、大臣が自分の意見を求められてるにもかかわらず、役人の作った答弁書を読み続け、さらに答弁で六法全書を持ち出した時には強い危機感を感じました。重要な局面を迎えている厚生労働行政が官僚の言いなりになってしまいます。本当に心配です。

 今年の3月、はじめて筆頭発議者となり「臨床研究の適正化法案」を議員立法で提出することができました。今、臨床研究の適正化に向けられた機運は高まってきています。これからも仲間を増やし法制化に向け取り組んでいきます。

 私は何よりも薬害を無くしたいと思っています。私は国民皆保険制度のお陰で生きる事ができました。医療も良くしたいです。今医療の現場では医者、看護師や医療従事者がいのちを削って仕事をしています。規制緩和により薬の安全性が心配です。高いお金を払えば新薬が使える制度が本当に患者のためになるのでしょうか、安全で効果のある薬を治験で守り、最速で保険収載する制度を整備すべきだと考えています、日本の医療は政治の力でもっと守らないといけません。国民皆保険制度は日本の宝です。今やらないと、今守らないといけないものがあります。危機的な思いがあります。だから無理をしてでも頑張ります。」

 そして質疑応答では時間が足りず、すべての質問に答えられないほど活発な議論となりました。


 更に会場にはテレビ東京の「世界のナゼそこに?日本人」でケニアで、私財をなげうち貧しい人々のエイズ治療を行っていることが特集された稲田頼太郎先生や、『本当の医療崩壊はこれからやってくる!』の著者で本田宏先生など、多くのサプライズゲストが来場されておりました。
  

 


皆様を代表して元リッツカールトンホテル東京支社長の高野登様に激励をいただきました。
「今日の講演会では久しぶりにメモをたくさん取りました。私は自分の仲間を集めて塾を開いているので、あまり人の後援会には参加しませんが、川田先生の会だけは出たいし応援しています。これからも是非頑張ってください。」と激励をいただき、締めのご挨拶は川田の出身校であります東京経済大学のボート部の齋藤浩行監督から「厚生労働委員会に戻ったと聞ききました活躍に期待しています」とエールを頂戴した後、全員参加での一本締めで閉会致しました。  
 

 

 本当にたくさんのご参加を頂きましてありがとうございました。

 今後とも川田龍平といのちを守る会宜しくお願い致します。