今日は厚生労働委員会に出席し、質問をしました。

 
 
まず、質問したのは難病対策についてです。

難病対策については、
現在、難病対策委員会で議論が進められていますが、
厚労省から出された法制度案では、
患者の自己負担が増えてしまいます。

そして、これまでは自己負担がなかった
年収80万円までの世帯でも、
月額で3000円の負担となります。

一方、障害者の自立支援医療だと2500円の負担。

難病患者の方の負担が500円高いのはなぜなのか?

政府は500円という金額が、
財政にどのくらい影響あるのか、
まだ正確には把握しておらずあいまいで、
しっかりとした根拠が、
今日は返事としてもらえませんでした。

難病患者の負担のあり方は、
今後ももっともっと議論が必要です。


  


次に、薬に関する不祥事についてです。

田辺三菱製薬が
「メドウェイ」という薬を販売しているのですが、
子会社の㈱バイファが製造過程で
データを改ざんしていたのです。

厚労省は、厚労委員会で指摘される前に、
すでにこのことを知っていたにも関わらず、
ずっと不祥事であることを
はっきりと公表してきませんでした。

情報の公開をしっかりとしなければ、
本当の意味で薬害のない行政体制は作れません。

また、「ディオバン」という薬の
不正疑惑についても追求しました。

この問題では、薬の効果を確認する臨床試験で、
データに効果を強調するような不正な操作があったことが、
発覚しています。

田村大臣も、
データが本来のものと食い違いがあるとの認識を示し、
不正な操作があった可能性が大きいことを
答弁しました。

大臣に対して、
今日ははっきりと情報公開について訴え、
不正のない体制づくり、
臨床試験をされる被験者の安全性の確保づくりを
訴えてきました 


 
  

今日はこの他にも、
子宮頸がんワクチンのことや、
柔軟剤や制汗剤などの香りで体調が悪化する児童生徒が
増えている問題についても、質問しました。

 


今後も引き続き、
今日質問した問題については、
追求していきます