国は、政府は、
原発事故による被災者の人たちを
本当に守るつもりがあるのでしょうか?

今日は院内集会、
『原発被災者の権利を守ろう!
「強制」される帰還? 避難指示解除と賠償打ち切り』
に参加。


 
 

震災から2年4ヶ月がたった今、
福島原発の事故による汚染はとどまる気配を見せず、
悪化しています。


 

国は、避難している住民に対して、
早く「帰還」させようとしているように見えます。



例えば福島県伊達市では、
「特定避難勧奨地点」と指定されていたのが、
解除されていますが、
驚くべきことに、
住民に対する説明もなしに、
国は指定の解除を一方的にしています。

 


また、福島県田村市では、
除染によって放射線量を
安全だとされている基準量まで
下げられなくても、
住民ひとりひとりが線量計を身につけていて、
自己管理しながら暮らせばよい
という説明がされています。

指定を解除して、
賠償の範囲をできるだけ縮小しようという
意図もあるように思えます。


住民に十分な情報も与えず、
ただ帰還を促し、
あとは自分で管理してください、
ということなのでしょうか?

このまま放置すれば、この状態は
ますます進んでいく可能性があります。


 
 
 「暮らしを返してほしい」
「同じ国民として扱ってほしい」
「この2年間で何も変わっていない!」


福島で生活し、
事故を境に生活が
激変してしまった方々の疲労、疲弊は
もう限界に来ています。


私たちは、
この現実を知り、
何ができるのかを、
真剣に考えるべきだと思います。


何より、
こんな国のまま、
子どもたちに引き継がせられるでしょうか?


どうか、
みなさんも一度、
真剣に考えて頂きたいのです。


そして、
どんな小さなことでもいい。

福島で何が起きていて、
どれだけの人が今も
苦しんでいるのか、
知ってください。

よろしくお願いいたします