川田 龍平 オフィシャルブログ
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9月3日(土)、「川田龍平と新しい日本を考えるシンポジウムVol.2」を開催いたしました。水と放射能の専門家である功刀正行氏と今回の原発事故によって懸念されている海洋汚染を中心に、今後日本がどのような対応をとるべきかについて話合いました。

功刀氏は講演にて報道によって伝えられる「各地の放射線量」について、本当は誤差のレベルのコンマ二桁以下の数値でもとにかく何も考えずに伝えてしまうことについて「日本はジャーナリストが意味を考えず平気で数字を流す」として、ジャーナリストが勉強せずに報道するのは無責任であると、テレビで放送されたデータをあげて、指摘されていました。また、某週刊誌に載った「生体濃縮のチャート」は有害物質の図であり放射性物質はあの様な濃縮は起きないと主張されていました。

また、私からも国会議員ですら放射性物質については殆どの人が勉強不足であり、魚介類については調査結果発表が6月まで出なかったことについて、海産物を多く食べる日本人だからこそ安心して国民が食べ物を食べれるようにしなければとのことをお話なしさせていただきました。


また、質疑応答の時間には、会場から普段心配されている放射能について様々な質問やアイディアが出ました。例えば、今回の原発の事故は世界中の英知を絞って対応をしなければならないことから「ノーベル賞に放射性物質を扱う技術部門を設けられないか?」との意見が会場からでましたが、功刀氏からはノーベル賞のような既存の賞ではなく日本がスポンサーになり放射性廃棄物処理技術に賞を出すことのほうが現実的だあると話されていました。また、会の中で私が話させていただいた、「放射性物質から子供と妊婦を守る法律」について、どのような内容かとの質問からにたいして、正確な計測とデータのMAP化と食品汚染の情報公開を求める内容であり、現在、他党に共同提案しようと働きかけているところであることをお話させていただきました。


とにかく、今は地上でも海でも正確なデータの収集が必要です。功刀氏も今後モニタリングのため船で海にでられます。放射物質の検査をしっかりできるようにしなければなりません。また、私もデータの情報公開と、さらに「放射性物質から子供と妊婦を守る法律」の成立に動いているように、必要な人に必要な情報が行き渡るため全力を尽くします。


次のシンポジウムの日程は決まっておりませんが、今後も様々な専門家の方をお呼びし、新しい日本を考えるシンポジウムをおこなってゆきます。このブログにて、次回の日程が決まり次第ご連絡いたしますので、是非お越し頂き、直接お話ができればと思っております。


皆さまと共に、いのちが最優先される社会の実現のために活動をおこなってまいります。