川田 龍平 オフィシャルブログ


今国会にて、川田龍平が紹介議員になった請願で採択されたものの一部を紹介致します。


・「放射性物質の汚染の海洋モニタリングの全国実施を求めることに関する請願」

・「福島第一原子力発電所からの放射能汚染水海洋汚染水海洋投棄の中止及び漏出の防止策の徹底に関する請願」

・「包装容器リサイクル法を見直し、発生抑制と再使用を促進するための仕組みの検討を求めることに関する請願」

・「てんかんのある人とその家族の生活を支えるための障害者基本法の改正に関する請願」

・「障害舎権利条約の理念に合致した障害者基本法の改正に関する請願」

・「肝硬変・肝がん患者等の療養支援などに関する請願」


などが採択されました。参議院の厚生労働委員会の理事懇談会にて、「肝硬変・肝がん患者等の療養支援などに関する請願」についての議論になった際、請願内容に書かれている障害者手帳の件で、医師出身の議員の方から「肝炎は6ヶ月ほどで完治する場合もある。障害者手帳の認可をするものとしてはこの請願の採択は難しいところがある」との意見がでました。たしかに、障害者手帳の認可をする立場の方からすればせっかく手帳を認可した患者の方が完治したにも関わらず、手帳を使い続ける問題がある点を考慮せざるをえないことは理解できます。しかし、私は当事者の立場から「肝炎など内部疾患は身体障害と異なり、人から見えづらい分、他人から理解されないつらさがある」と自身の経験をもとに発言させて頂き、会議の雰囲気が採択の方向に向く契機になった経緯も、この請願の採択にはあると自負しております。


請願も一つの文言が問題となったりと、なかなか採択されないケースも多いのですが、これからも川田龍平は患者の立場からの発言を続け、いのちが最優先される社会の実現のため活動を続けて参ります。


また、「放射性物質の汚染の海洋モニタリングの全国実施を求めることに関する請願」に関連して、今週の金曜日に海洋汚染のモニタリングの専門家の方を招いたシンポジウムを行います。台風が心配ですが、是非ご参加ください。


詳細***************************

●「川田龍平と新しい日本を考えるシンポジウム」第二弾

ゲスト:功刀正行(くぬぎ まさゆき)
日にち:9月3日(土)13:30-15:30(13:00開場)
場所 :ふくい南青山291  TEL 03-5778-0291  東京メトロ「表参道」駅 B3出口より徒歩3分
参加費:3000円 いのちを守る会・会員特典(初参加の会員の方・当日入会の方1000円引き、2回目以降の方500円引き)

お問い合わせ:03-6273-1969(川田龍平といのちを守る会事務局 担当者:大泉)

連日何百トンもの高濃度放射性汚染水を海に垂れ流し続ける福島第一原発。一体海の生態系にはどんな影響を与えているのか?その被害は世界中に広がってしまうのか?マスコミが、政府が隠しているものとは何なのか?そして私達の生活は?日本で有数の「水の専門家」、現在は東京理科大学環境安全センター放射線管理部長の功刀正行氏をゲストに迎え、放射性物質による海洋汚染についてお話を伺います。そして今回も、皆さまと一緒に新しい日本をどう作っていくかの具体的戦略を話し合いたいと思います!

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