川田 龍平 オフィシャルブログ

4月27日(水)、本日郡山の学校などでボランティアをされているソーシャルワーカーの方からお声をお聞かせ頂きました。


現在、彼女がボランティアをしている学校では学校教育が再開されましたが、現地で放射性物質に対する、認識がほとんど無いことを大変危惧されていました。


現地では、放射能(本当は放射性物質)なんてないといった認識で、私がマスクをしているだけで「東京の人はすぐそうやってマスクをして、そのなの全然平気なんだから」といったマスクに対する拒否反応を示す人が多かったそうです。せめて、子どもだけでもマスクをさせて学校に行って欲しいが、マスクをして学校に通った子どもが、周りの子どもにいじめられるといったケースも聞いているとのことでした。


放射性物質を多く吸い込まない為には、花粉症対策のような対策が有効です。

また、学校や公園などの遊具も拭き掃除によってかなりの量の放射性物質を除去することができます。


マスクをすることや、掃除をすることで、放射性物質を取り除くことができます。


花粉も、花粉症でない人にとってはさっぱりそれ自体がどんなものかわからないものですが、

放射性物質の場合、人体への影響がすぐには現れないだけではなく、数年後その影響によって体調を悪くしても、病気と被爆の因果関係を証明しにくいものです。

その因果関係を証明するため、国と裁判をするには大変な時間と労力が必要なことは私は薬害エイズ裁判の時に自ら経験しました。今回の原発のケースを薬害エイズ裁判と同様にしないためにも私も最善をつくします。

ただ、まずは裁判を起こさなくてはならないような状況にしない為にも、自分でできることをすることが大切です。


あまり、過剰に怖がる必要はないですが、花粉症対策とほとんど同じような対策で放射性物質を吸い込む量を減らすことがでます。


国として、この災害に対して最大限対応するように私も、国政の場で最善を尽くします。

一刻も早く、いのちが最優先される社会の実現に向けて取り組んでおります。