B型肝炎訴訟の原告・弁護団が、現状と方針転換について報告に来られました。

原告団は、これまで被害者全員救済を目指し、政治的決断を求めて、活動していましたが、震災の影響により、活動が停滞しておりました。

今月15日の裁判期日において、札幌地裁が和解を仲介し、所見を出すとの方向性を見せたため、これ以上国が決断を引き延ばすのであれば、1日も早い救済のために、全員救済をいったんあきらめ、所見の中身が少しでも良くなるよう努力し、全員解決は、議員立法によって再度実現する方針に転換するとの全国原告団の決断を報告に来られました。

この間、みんなの党全議員は、全員救済を求める署名をいち早く集めましたが、菅政権は、政治決断を遅らせたために、いのちが脅かされてきました。

今回の原告団の苦渋の決断を受け止め、超党派による議員立法を実現するために、川田龍平は今後も患者の立場にたって「いのちが最優先される社会」の実現に全力で取り組みます。