大阪府北部在住で、「推進派」ではありませんが「万博ウォッチャー」です。開幕まで300日です。タイトルは6/19付、読売新聞

 

2025年大阪・関西万博で海外パビリオンの建設が遅れている問題で、日本国際博覧会協会(万博協会)の石毛博行事務総長は18日、会場の 夢洲ゆめしま (大阪市此花区)は人工島で工事車両の進入に制約があることなどから、「開幕後に工事を受け入れることは不可能だ」との認識を示した。オンラインで開催された博覧会国際事務局(BIE)の総会で述べた。

 

石毛氏は総会で、参加国に対し、開幕までに建設が間に合うかどうかを今月中に確認する意向を明らかにした。間に合わない可能性のある国とは今月中に協議し、日本側が建設するパビリオンへの移行などを提案するとした。

 

万博協会によると、13日現在、参加国が自前で建設する「タイプA」のパビリオンを予定する52か国のうち、12か国の施工業者が決まっていない。施工業者が決まっていても、着工していない国は9か国ある

(3PM、追記)

プロジェクトマネジメントの「肝」は「予算管理」と「工程管理」です。特に建設・土木事業、大規模な情報システム開発では「出戻り」は御法度です。

パビリオン 数十億円負担か:朝日新聞から(6/19)

 

2005年の愛知万博と比べると「万博協会」会長と事務総長、知事が見劣りします。愛知万博も幹部、職員は国、地方自治体、民間企業の混成部隊でした。20年でトップ、職員の資質が劣化したのでしょうか?

 

(4PM、追記)

「公共事業」としての大阪万博関連の事業費 ⑤ (3/21) から再掲

大屋根は2022年7月に契約です。規模の大きな「日本館」は2023年7月です。まだ、施工業者すら決まっていないのは「異常」というよりも「失敗」です。「.海外パビリオン」の担当者は何を考えていたのでしょうか?担当職員は「悶々」としていて、上司は何も動かなかったのでしょうか?毎週、会議で進捗状況は確認しているでしょう。議事録もあるでしょう。