2025大阪万博の開幕は2025年4月13日です。5月になりましたので、スケジュール表を改訂しました。

2025大阪万博建設スケジュール ①(8/2)

2025大阪万博建設スケジュール ② (8/13)

大阪万博開幕まで1年6カ月(10/15)

 

(11:30AM、以下コメント追記:私は「タイプA」の海外パビリオンの「建設の遅れ」というか、「着工自体の遅れ」が問題だと思います。日本建設業連合会の宮本洋一会長(清水建設・会長)は建設業界トップとして定例記者会見で「懸念」を発信していて、大阪万博に関係する「万博協会」幹部、政府の担当大臣と経済産業相、大阪府知事らの「建築の素人」よりも随分、信頼を置いています。一般住宅であれば、注文建築でも着工から引渡しまでは半年です。建築士や建設業界の人なら、海外パビリオンが完成する時期の目安はあるでしょう。「工程管理」が疎かだと、建築資材の納入、建設作業員の配置に「出戻り」はつきものです。下のパワポは公表された新聞情報からまとめました。「万博協会」は海外パビリオンの躯体工事、外装工事の終了の目安を「10月」としています。どうなるかは今年の梅雨〜梅雨明け、台風の時期を過ぎないと分かりません。)

 

 

左の表はEXPO2025のポジティブなニュース 45 (3/28) から

右の表は万博日程の全容判明:産経新聞から(4月28日)から

 

「建築確認申請」に添付される「建築計画概要書」には「工事完了予定年月日」が記入されています。

 

EXPO2025のポジティブなニュース 58(4/28)から再掲

下の段に『5月末に着工し、25年初めに完成予定という。』と書かれています。

 

前回のブログから抜粋

万博協会」のHPでは「あと546日(78週)」です。建設事業では「工程管理」と「予算管理」は重要です。「経営改善」の「イロハのイ」です。メインテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。「万博協会」は実行可能なスケジュール表を公開することです。海外パビリオンでは建築許可が認可された国があります。20カ国は建設事業者が決まっているようです。

10月6日に「関西パピリオン」の起工式がありました。
 

2025大阪万博の中止/延期の決定権限はパリに本部のあるBIE(博覧会国際事務局)にあります。しかし、物理的に建設作業者や建築資材の輸送ができなくて、開催日を迎えることになれば、中止/延期の判断をするのでしょう。

(7:30PM、以下コメント追記:国連に加盟している国数は193、2020東京五輪に参加した国・地域は205でした。男女のサッカーW杯は32カ国、ラグビーは20カ国、WBCも20カ国でした。大阪万博への参加を表明しているのは4月時点で153カ国です。私は「数を競う」のはやめてはと考えています。参加国はコストとベネフィット(恩恵)は判断しているのでしょう。パビリオンの建設費を「立て替え」という検討もされています。愛・地球博は121、1970大阪万博は78でした。)

 

下は「万博協会」のHPにある「会場整備スケジュール」です。10月15日に確認しましたが、まだそのままで掲載されています。パビリオン「タイプA」〜「タイプC」の全てが2023年3月に設計を完了して2023年4月から工事となっています。

(外国政府は夢洲が埋立地で軟弱地盤であることは周知されていたのでしょうか?下のスケジュールで工事期間が2年となっていますが、2023年12月前後の着工を考えていたのでしょうか?)

(出典:https://www.expo2025.or.jp/wp/wp-content/themes/expo2025orjp_2022/assets/pdf/masterplan/expo2025_masterplan.pdf 「基本計画」70頁)

 

(あと書き)
夢洲」が埋立地で、道路のアクセスが「夢舞大橋」と「夢咲トンネル」の2カ所であること、「万博協会」と建設業界との不協和音、実際に建設工事が進んでいないことを取り上げるとネガティブな内容になります。6月には「夢咲トンネル」は冠水しました。

大阪府民としてはポジティブな話題も取り上げるように考えていますが、建設予算が1,850億円から2,350億円に「上振れ」しました。実際に2025年4月13日に間に合うのかどうか?

 

次回は進捗状況を見て、1カ月後か2カ月後に書きます。