タイトルの「維新」は「大阪維新の会」と「日本維新の会」の議員です。私は大阪市生まれで大阪府北部に住んでいます。2008年の大阪府知事選挙以降、「維新」の候補者には投票していません。現在は、知事、市長、府議会、市会は「維新」です。大阪府民・大阪市民が「維新」を選んだので、大阪万博の成否によって、大阪府大阪市の「未来」が翳ることになっても「自己責任」だと考えています。「一蓮托生」は言い換えれば「自業自得」です。

 

画像は京都新聞神戸新聞の記事です。

万博まで1年…だだっ広い敷地によぎる疑問:京都新聞から(4/6) から再掲

 

伝わってこない開催意義:神戸新聞社説(4/18)

タイトルと画像は4/18付、神戸新聞の社説からです。

 

「万博協会」、政府、大阪府大阪市と関係する民間企業は「実施組織」です。中でも「万博協会」は大阪万博の準備及び運営を行う機関です。

 

私は、大阪万博の招致に関わった政治家のイニシャルから 'SHAMY5人組' と呼んでいます。

(2022年4月のプログ)

SHAMY5人組:⑤国家理念のない「個人商店」のオーナー(4月4日)

 

日本語にすると「侮辱」になりますが、「無知と無恥」です。

 

  

私は度々、2005年の愛知万博と比較しています。2010年は上海万博、2015年はミラノ万博でした。何度も書いていますが、大規模な国家プロジェクトの成否は、①テーマそのもの、②トップの資質、③構成員の資質によると考えています。

 

大阪万博の招致が決まったのは2018年11月、当時の大阪府知事は松井一郎氏、経団連会長は榊原定柾・東レ会長でした。現在の経団連会長は、故・中西宏明・日立製作所会長の病気による交替の後任です。

 

私は個人的には、「万博協会」の会長、No.2の事務総長、知事の3人の中では吉村府知事の責任が一番大きいと考えています。何よりも会場を夢洲に決めた経緯に関係しています。副会長の松本正義・関西連合会会長についても、会長を務める住友電気工業大阪製作所は大阪市此花区島屋にあり、夢洲が廃棄物の最終処分場であることは知り得る立場でした。推進派であっても普通は夢洲を会場に選ぶことに躊躇するでしょう。)