敬意を表して東京大学です。1〜20位までで関東圏以外は灘高校(兵庫県)、西大和学園(奈良県)、ラ・サール(鹿児島県)、東海(愛知県)、東大寺学園(奈良県)の5校で全て中高一貫私立高校です。

 

京都大学です。1〜20位までで近畿圏以外は旭丘高校(愛知県)、岡崎高校(愛知県)、東海(愛知県)の3校でした。旭丘、岡崎は公立高校です。多様性では公立高校出身者が多い京都大学の方が特長があります。

 

東京大学関東圏中心、京都大学近畿圏中心の国立大学になりました。大阪のトップレベルの生徒はどうしても東京大学に進学したければ、高校受験で灘高校に進学していました。

 

 

大阪大学です。京都大学の合格者数ランキングに並んでいる高校が多いです。殆どが公立高校なのが特徴です。「予め答えが分かっている問題を早く解く能力」、「教科書をパラパラと読んで丸暗記する能力」は中高一貫校で鍛えられ、東京大学を第一選択、京都大学を第二選択するようです。ただ、「受験秀才」は「答えがあるかどうかも分からない問題を考え続ける能力」があるかどうかはマージナルです。「伸び代」があれば大学生活の4年間/6年間の次の大学院進学があります。東京大学の場合は「進路振り分け」があります。希望の学科に進めなければ「留年」するのでしょうか?よく分かりません。理学部志望者の多くは博士課程までの進学を考えています。4+5年で9年です。殆どが博士号を取得します。全国の博士号取得者数は約50万人、日本の20歳以上の人口は約1億人なので、200人に1人が「博士」になる計算です。京都大学理学部は「就職む理学部」という「別名」がありました。
 
大阪大学医学部は岸本忠三、平野隆夫元総長のような優れた免疫学者がおられ、岸本元総長の弟子に審良(あきら)静男名誉教授がいます。また、心臓外科の澤芳樹教授も著名です。
 
私は北野高校出身ではありません。日比谷高校、京都府の洛北高校と並んで、旧制一中です。