2億円トイレは初競りの大間マグロ並のご祝儀相場なのか?(2/20) のフォローアップです。燃料投下が続いています。タイトルについては記者会見の全文を聞いていません。

 

タイムスタンプは2024/02/20 13:56

斎藤経済産業相は20日の閣議後会見で、2025年大阪・関西万博の会場で一部トイレを約2億円で整備することを巡り、「便器数が数十個の大規模設備になる。一般的な公衆トイレと比べ、取り立てて高額とは言えない」との認識を示した。

2億円を便器の数十個で割って、デザイナーズトイレの便器一式が数十万円もするのでしょうか。便器そのものが特注でしょうか?便器1つの価格が分かりません。記者は追っかけの「更問(さらとい)」をしたのでしょうか?積算明細を出せばわかります。

 

(6PM+、追記:私がググって調べた京都国際会議場の近くのデザイナーズトイレは左京区の篤志家が寄贈しました。

周囲の景観も配慮しています。)

 

以下は再掲です。

ダイヤモンドオンラインの記事を読んで2月16日から大阪万博デザイナーズトイレについて考えています。最後の阪急電鉄梅田駅」…では京都国際会議場近くのデザイナーズトイレの建設費が4千万円で左京区の篤志家の寄贈であることを書きました。

(1:30PM、追記:契約額の内訳:地盤調査費、基礎工事費、躯体工事費、内装工事費、トイレ便器、照明器具、現場事務所費用、資材の運送費、建設作業員の単価と延べ人数等の明細が必要です。大阪府と包括業務提携している読売新聞大阪本社の関係からか、地域欄には大阪城の「残念石」をデザイナーズに使うことについて建築デザイナー能登半島取材も含めた写真入り記事のがあります。

(タイムスタンプは2024/01/19 15:30)

42歳以下の若手建築家を対象に、万博会場の休憩所やトイレなど小規模施設20か所の設計委託者を選ぶ日本国際博覧会協会の公募に応募し、22年8月、協会から会場南西のトイレの設計を委託された。建設費は約6300万円。

下の表の「トイレ7」でしょうか?

以上、追記)

 

(参考ブログ)

トイレ1カ所に2億円!:ダイヤモンドオンラインから ①…(2/16)

トイレ1カ所に2億円!:ダイヤモンドオンラインからごとの ②…

1日に100万円が消えていく!(◎_◎;):トイレ1カ所に…

阪急電鉄「梅田駅」のトイレの画像(2/18)

万博トイレの適正価格はあったのか?(2/19)

 

水洗トイレですが「水に流して」おしまいとは言えないので引きずりそうです。

 

(10AM、以下コメントと表を追記

ダイヤモンドオンラインの記事のタイトルは秀逸です。私も個人的に昨年10月から契約情報をウォッチしています。トイレは水回りで地中配管工事を伴いますのでトイレは高くなりがちです。若い建築デザイナーが「夢」を膨らますことは大事なことです。ただし、「コスト、費用」と「ベネフィット、恩恵」のバランスが不可欠です。大阪城の「残念石」の利用は明らかに「バブル」の発想としか思えません。普通の建築家は施主の希望を聞きながらコストカットも考えています。建築デザイナーは皆、戸建てかタワーマンションに住んでいるのでしょうか?金銭感覚が一桁、違います。国家予算だからいくらでもATMからお金を引き出せると考えていたのでしょうか?2005年の愛知万博の会長は「カンバン方式」のトヨタ自動車名誉会長でした。方や名前は挙げませんが、過去最大の赤字形状の住友化学会長です。No.2の事務総長も中村利雄氏は現役、大阪万博のNo.2は70歳超でもう出来上がった方ですし、知事は消費者金融の顧問弁護士です。病気で交代した経団連会長は日立製作所会長で時価総額ランキングは11位、住友化学は200位以下です。大規模な国家事業を動かすには「企画力、判断力、部下、関係者を引き込む人間力が必要不可欠です。「天の時、地の利、人の和」があって国家事業は成し遂げられます。

 

以上、追記)
 

左京区のデザイナーズトイレが4千万円というのはググれば出てくるページです。「万博協会」には入札に当たって事前に積算資料を使って入札審査していたのでしょうか?一体、トイレ1カ所ごとの予算の上限を決めていなかったのでしょうか?建築デザイナーの言いなりだったのでしょうか?

 

新春恒例のマグロの初競りの『一番マグロ』は大間マグロで1億円超(1億1424万円)でした。二番以下は数千万円以下です(二番マグロで5千万円)。

 

なぜ、建築デザイナーで8人も選んだのでしょう。テーマ館も8館です。普通に考えると8つも必要でしょうか?ご祝儀相場の大盤振る舞いに感じます。どちらも3、多くても5で十分だと思います。スポーツではゴルフは優勝者だけ、テニスは準優勝まで、団体競技、個人競技でもメダルは3位まで、入賞は8位です。それぞれ8でないとダメなのか説明が必要です。

 

 

毎日新聞のwebニュース(2024/2/15 20:28(最終更新 2/15 21:33))です。

2025年大阪・関西万博に向けて、大阪府と大阪市が24年度当初予算案に計上した万博関連費用の規模は計836億円超(うち国庫補助など24億円)に上った。開幕前の最終年度となり、23年度の4倍超と過去最高。加えて、知事・市長が公約の目玉とした無償化施策にも多額の予算を投入し、府は680億円、市は225億円のいずれも収支不足となる。赤字は今後10年間続く見通しで、府は年度当たり230億~940億円、市は同25億~355億円と試算している。

大阪府・市は「赤字垂れ流し」垂れ流しでしょうか?私は大阪府北部に住んでいます。

(関連ブログ)

一体、何人が夢洲に行くのか?(2/17)

大阪万博関連の朝日新聞webニュース(2/18)