リタイアして10年以上経っているので曜日の感覚が希薄になっています。子どもが小さい頃は土日は休息と家庭サービスに充てていました。
- 医学部:国立大学が42校、公立大学が8校、私立大学が31校
- 薬学部:国公立が19、私立か60
国が必要とする国家資格である医師、薬剤師の数は所管する厚生労働省が決めています。私立大学薬学部は過剰でしょう。人口千人当たりの薬剤師の国際比較を見てみれば分かることです。日本では人口千人当たりの医師数は2〜3人、薬剤師は1.9人です。病院では医師の数>薬剤師です。調剤薬局があるので、薬剤師がいないクリニックもあるでしょう(要確認)。
( ※ 院内処方の場合は、医院においては医師法が適応されますので、医師の指示のもと、事務員が薬を集めて患者さんに渡しても問題ありません)
さて、タイトルに書いたように2/17、18は第109回薬剤師国家試験の試験日です。試験地は全国で9都道府県です。泊まりがけで試験地に向かっている受験生もいることでしょう。普段の学習が十分であれば合格する可能性は高いでしょう。Good luck!
薬剤師は業務独占資格です。厚生労働省が所管する医師、獣医師、看護師、社会福祉士、保育士等と同様に勤務する時に必須な資格です。以下に薬剤師国家試験と薬学部について書きます。
2年前の2022年1月と3月に書いたブログを紹介します。私は理系ですが薬学部出身ではありません。関心を持った背景は2018年4月に開校された獣医学部の新設についての一連の疑惑からです。疑惑の私立大学の学校法人は関東某県に薬学部のある私立大学を2004年に新設しました。「教育」をビジネスと捉えている学校経営者のように見受けられました。私立大学を誘致したのは関東某県の某市長でした。総務省の官僚出身で中国地方の某県に出向していた時に件(くだん)の学校経営者と懇意になったようです。
教育分野の規制改革の一環で私立大学の薬学部が新設されました。理系なので、生物、化学、数学、英語の理解が必要です。偏差値はよく分かりませんが、高校生時代にこれらの授業が理解できていなければ入学してからの講義、実習のハードルは高いでしょう。
第107回薬剤師国家試験の結果(3月22日)←更新!(3/…
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長文になったので最初を再掲しました。
国公立の薬学部は東京大学理ニを筆頭に偏差値が高いです。全国に19学部、私立大学薬学部は60学部あります。国公立薬学部の志望倍率は高いです。2022年2月に書いたプログです。表にするのは時間が必要なので2023年は調べていません。
(8AM、追記)
薬剤師国家試験と薬学部について関心を持ったのは、本文に書いたように、獣医学部の新設に係る疑惑からでした。私は工学博士の学位を取得していますが、パスポートのようなもので、企業であれ大学であれ、「博士」は当たり前の資格でした。その意味では国家資格としての薬剤師、獣医師は特殊な資格です。医師ほどは難易度や収入は高くありませんが社会的な信用度は高いように思います。
2021年3月に書いたプログです。毎年、千人の合格者数なので受験者が増えたからといっても増えないと考えています。
- テーマ:大学(含む獣医学部
前回、前々回と同様、分かりやすいように棒グラフにしてみました。合格者数は各年度でバラつきがありますが、ほぼ千人@年です。