今日、獣医b師国家試験の合格発表があったので、1年ぶりに更新します。

 

 

 

前回、前々回と同様、分かりやすいように棒グラフにしてみました。合格者数は各年度でバラつきがありますが、ほぼ千人@年です。

 

 

 

大学別の合格率(合格者数/受験者数)は新卒者について 80〜100%、5校の私立大学だけでは 92〜95%でした。合格された方にはおめでとうございます。採用条件が獣医師資格である場合が多いので、晴れて就職となります。下の表は新卒者だけについて集計しています。酪農学園大学の受験者、教員は頑張ったのでしょう。

 

昨年の結果です。

 

さて、過去10年で、合格者数は約千名/年です。これから分かることは獣医師の数は足りているということです。

(私は、地域、職種に偏在がありますが、全体では需給関係は均衡していると見ています)

 

(参考:一昨年3月のブログ)

獣医師国家試験合格者の推移(3月13日)

昨年3月のブログ

獣医師国家試験合格者の推移(3月13日)

 

(3PM、追記)

15日は社会福祉士国家試験の合格発表日でした。こちらの方は合格率が3割です。

 

 

https://www.mhlw.go.jp/content/12004000/000751970.pdf

 

来週水曜日には薬剤師国家試験の合格発表があります。国家資格が採用条件の職種はそれぞれに難しさがあるようです。獣医学部の入試のハードルは高いですが、国家試験の合格率は9割超です。福祉系大学の競争倍率は高くありませんが、社会福祉士になるには相応の学習が必要です。

 

(4月1日、追記)

岡山理科大学を除く私立獣医科大学の在学生数は1学年当たりで約600人でした。偏差値が最低でも55なので、私立薬科大学に比べると、優秀な獣医学生が多いようで、ほぼ全員が獣医師国家試験を受験するようです。麻布大学だけが年次ごとの在籍者数を公表していて135名でした。

 

2018年開学の岡山理科大学は1〜4年次が在籍です。今年は何人が入学したのでしょう?