前回は1/26〜2/3の新聞のスクラップに元に書きました。私はプロジェクトの正否は①リーダー、②構成員、③テーマそのものが「肝」だと考えています。
画像は2/4付、日経新聞からです。
開発責任者の坂井真一郎氏(宇宙機応用工学研究系 教授)は東京大学で博士号を取得されています。理系では博士号が前提です。これまでの着陸では月のクレーターは避けられていました。グレーター斜面にピンポイントで「100点満点」の自讃でした。「日本人は謙虚」と言われますが、自己アピールは重要です。
月探査機 SLIM と SORA-Q ①(2月5日) から抜粋
画像は1月26日から2月3日にかけての新聞のスクラップです。
月探査機のSLIMを開発したのは、SLIMの画像を撮影したのはSORA-Qです。SLIMは Smart Lander for Investigating Moon、小型月着陸実証機が名称です。
https://www.jaxa.jp/press/2024/01/20240125-4_j.html
開発の主体はJAXAです。新聞のに載っていた企業名は記事の日付順でSORA-Qを開発したタカラトミー、ソニーグループ、太陽電池を開発したシャープ、大学では立命館大学と会津大学がありました。SLIMのシステム開発と製造は三菱電機でした。地球を周回する人工衛星では定評がありますが、「月着陸」というミッションは初めてです。
タカラトミーのSORA-Qのページです。創業100年の節目の年の快挙でした。映画の合体ロボット「トランスフォーマー」のオリジナルはタカラトミーです。