大阪万博の延期の可能性 ①(1/10) から再掲

1月1日4PM過ぎに能登半島地震が発災しました。マグニチュードが7.6の大きさは阪神・淡路大震災熊本地震よりも規模は大きいです(ともにマグニチュードは7.3)。私は大阪府北部に住んでいて、1日4PM過ぎの揺れは感じました。

 

復旧、復興は国の事業です。野村総研によると経済損失は8千億円超と推定されています。

https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2024/fis/kiuchi/0105

 

タイトルについては「万博協会」の十倉会長、石毛事務総長や吉村大阪府知事等から『二者択一ではない』、『延期は考えられない』などの発言がありました。大阪万博は国際公約なので最初から「開催ありき」ではなく、延期の可能性も考える必要があります。

 

まだ、能登半島地震の被害の全容は分かりません。家族、友人、知人が亡くなられたり家屋、家財を失われた被災者のことを考えるといたたまれなくなります。昨日、「万博協会」の十倉会長、斎藤経産大臣が夢洲を視察しました。定期購読している日経新聞の記事です。

(1/19付、大阪本社版31面(関西経済欄)

 

大阪府民なので大阪万博には関心があります。「万博協会」、国、大阪府・大阪市の担当者には国際公約ありきではなく、状況に即した対応を望んでいます。

 

1/10付、1/16付の業界紙です。主要道路は国交省、業界団体、自衛隊、自治体の懸命の作業で復旧しつつあるようです。JR西日本も七尾線の復旧が進んでいるようです。最大の問題は上下水道の復旧です。奥能登の珠洲市、輪島市等の甚大な被害のあった自治体での復旧には年単位が必要でしょう。漁業ほか農林水産業を営んでいる被災者は石川県内や日本海側の自治体に移住して生活再建をすることも考えられます。