1月1日4PM過ぎに能登半島地震が発災しました。マグニチュードが7.6の大きさは阪神・淡路大震災熊本地震よりも規模は大きいです(ともにマグニチュードは7.3)。私は大阪府北部に住んでいて、1日4PM過ぎの揺れは感じました。

 

復旧、復興は国の事業です。野村総研によると経済損失は8千億円超と推定されています。

https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2024/fis/kiuchi/0105

 

タイトルについては「万博協会」の十倉会長、石毛事務総長や吉村大阪府知事等から『二者択一ではない』、『延期は考えられない』などの発言がありました。大阪万博は国際公約なので最初から「開催ありき」ではなく、延期の可能性も考える必要があります。

 

大阪万博関連のパビリオン他の建設工事それぞれに、契約済みの場合には工期があり、請け負った建設業者は履行義務があります。復旧、復興事業に必要な重機、資材、労働者との重複は多いのか少ないのかは分かりません。それでも、大阪万博関連の大阪市内や夢洲に整備される駐車場では関係する重機、資材、労働者の重複はあるように思います。

 

大阪府民なので大阪万博には関心があります。「万博協会」、国、大阪府・大阪市の担当者には国際公約ありきではなく、状況に即した対応を望んでいます。能登半島地震の被害状況の全容は不明です。夏、秋には日本各地で集中豪雨、台風被害が想定されます。下記の画像にるように直接関係するインフラ整備費は8390億円です。少しでも復旧、復興事業に回せないのかと思います。

 

(参考)


 
(0:30PM、追記)
1/10付の業界紙です。

 

能登半島地震についての対応は国土交通省、業界団体と自治体に委ねるのが正解です。「万博協会」の会長、事務総長、大阪府知事等は所詮、素人です。