昨年10月にO-RAN(Open Radio Access Network)について書きました。書き出しを引用します。

O-RAN について(10月29日)

下のリンク先はO-RAN alliance のボードメンバーです。携帯キャリアが主要メンバーです。

  • 米国:AT&T 、Verizon、Dish
  • ドイツ:Deutche Telekom、Vodafone
  • フランス:Orange
  • 日本:NTT docomo、KDDI、楽天モバイル
  • 中国:China Mobile

この内、AT&T 、Deutche Telekom、Orange、NTT docomo、China mobile は創設メンバー、

 

タイトルはNTTドコモO-RANのラインアップのプランド名です。

(9月27日付)

 

 

NTTドコモは国内では1980年代からの携帯電話事業の草分けで国内の携帯キャリアトップです。1990年代初めは牛乳パック1㍑の大きさで、道路では山間部に入ると通信できませんでした。

 

さて、海外では、韓国米国シンガポール等で事業展開しています。

Docomo isn’t starting from scratch, though. It has already been working with various operators on joint Open RAN developments, including South Korea’s KT, Vodafone Group, Dish Wireless in the US, Singtel in Singapore and Smart in the Philippines

(9月27日から引用。'scratch' は情報システム開発で使われる言葉で、「ゼロからシステム開発する手法」です。

 

以上、インフォメーションとして書きました。NTTドコモ携帯キャリアトップであり、毎年、多額の設備投資をしています。半導体企業を育てている側面もあります。私はOpen RANでグローバルでも主要なMNOの位置にあると考えています。

 

 

amazon での買物⑬ O-RAN ...(5月29日) から抜粋

楽天モバイル楽天シンフォニーのことを調べていたので、Open-RAN についての本を買いしたのました。RANRadio Access Network の短縮形です。2022年3月に出版された本です。

 

著者はオランダに本拠を置く NXPセミコンダクターズのエンジニアです。

 

情報システム部門の統括をしていて、内外ネットワーうの構築、運用管理経験があります。数式は殆どありませんが、英語の短縮形が多いので、土地勘がないと読みこなせません。

 

日本語ではNTTドコモモバイル社会研究所や私の好きな IIJ(インターネット・イニシアティブ)のエンジニアが執筆した本が参考になるでしょう。それぞれのHPに技術資料がアップされています。

(中略)