(7日、以下コメント追記:プラチナバンド開設指針等へのパプコメを読む(9/4) から抜粋

先立ってのパプリックコメントを読みました。

開設指針等の案について、令和5年6月22日(木)から同年7月21日(金)までの間、意見募集を行ったところ、29件の意見の提出がありました。

https://www.soumu.go.jp/main_content/000894271.pdf

 

楽天モバイル以外にNTTドコモソフトバンクKDDI、民放等と個人からのコメントがあります。

3 MHz × 2 の狭帯域なので、隣接の電波との干渉を避けるためのフィルターが必要なのかもしれません。 下の図は昨年のタスクフォースで出された資料からです。タスクフォースの議論では、フィルター、レピータは必要だというのが先行する3社の主張だったと記憶しています(要確認)。KDDIは700 MHz帯で5GをNR化(New Radio)で使っています。3Gで使用していた周波数が余ることはないと考えています(要確認)。

 

以上、追記)

 

楽天モバイルは狭帯域700 MHz の経験が必要では?②(5/2)…

の続きです。

 

(下記は再掲です)

総務省はプラチナバンドの割当ての申請を開始しました。加入者数が500万人を突破したことも追い風でしょうか?

 

 

 
 

 

楽天モバイルは利用したことがないので、通信品質は分かりません。プラチナバンドを2024年3月から使えるようになるのでしょうか?

 

昨年末のブログを再掲します。

楽天モバイルは狭帯域700 MHz の経験が必要では?①(12月26日)…

下記リンク先は携帯電話、スマホのライターの佐野正弘氏の記事です。

 

私はDX(データセンター)で使用されるルータ、スイッチ、Webサーバ、DBサーバ等のH/W、S/Wについての基礎知識はありますが、無線機器については素人です。楽天モバイルに対しては「辛口」です。

 

 

プラチナバンドの基地局数です。楽天モバイルはどれくらい基地局を設置できるのでしょう。

 

プラチナバンドがないから不公平」という一見まともで、実は2000年代からの歴史的な経緯を無視した不毛な議論(※)を終わらせるには、楽天モバイルプラチナバンドを実際に運用するのが一番です。

(※ ソフトバンクは2012年3月にプラチナバンドを獲得するまでに基地局を12万局設置しました。4社の提案があり、審査の結果、採択されました。そもそもプラチナバンドを20 MHz、30 MHzずつ割り当てて、15 MHz にしなかったのは一定の議論があった上の結論です。競争相手が増えたから、20 MHz → 15 MHzにするというのは取って付けた議論です。)

 

 

タスクフォースでの議論では、楽天モバイルは「フィルター、レピータは不要」と主張しました。実際に狭帯域700 MHz帯で運用して、結果を公開することを望んでいます。狭帯域700 MHz帯はband 28で3GPPが割当てている周波数帯です。そもそも、『設備投資は6千億円でできる』とか『プラチナバンドは不要』と主張していたことに不信感があります。

 

業界3位のソフトバンクでも加入者件数は4,700万件、シェアは20.9%です。3社がプラチナバンドを50 MHzずつ割当てられているなら、500万件の楽天モバイルは3 MHz×2で十分だと考えられます。それが「公平」というものです。)