『再・”数十年に一度”は想定外か?』のタイトルでブログを始めました。

再・”数十年に一度”は想定外か?①台風15号(9月14

前回は検証が必要なことに

ついて書きました。再・”数十年に一度”は想定外か?㉙検証が必要なこと

 

画像は東京新聞の9日夕刊です。1面トップは黒地白抜きヨコ見出しの『JR東が全線計画運休 首都圏混乱』と『最強級台風15号直撃』でした。

 

 

左の写真は『山手線の再開を待つ乗客ら』(午前9時39分、品川駅)、中央の写真は『ゴルフ練習場の柵とネットが民家に向かって倒れた現場』(午前10時42分、市原市)でした。

 

8、9面も写真を使った記事でした。崩れた羽田空港の立体駐車場の足場環七通りの片側車線をふさいだ樹木(目黒区)、JR新宿駅の改札口などを報じていました。

 

千葉市での最大瞬間風速は57.5 m/sでした。昨年9月4日に神戸市に再上陸した台風21号では大阪府(関西空港)での最大瞬間風速が58.1 m/sだったので、同規模です。下記のURLは関西電力がまとめた検証報告です。

https://www.kepco.co.jp/souhaiden/pr/2018/pdf/1213_1j_02.pdf

 

千葉県での停電復旧が遅れたのは、東京電力だけでなく、複合的な要因があります。新聞については、全国紙は第四次安倍再改造内閣、日産の西川社長の退任を1面トップで取り上げていて、台風15号関連の記事が薄い存在でした。台風21号が神戸市に再上陸したのは4日午後1時頃、今回の台風15号では午前5時でした。まだ、大勢の人の外出時間でなかったのが良かったのかも知れません。

 

20日足らず経って振り返ると、JR東日本初め鉄道各社、航空会社は事前に運休、欠航をアナウンスしていました。話は飛びますが、ネットサーフィンしていて、歌舞伎町でキャバクラを経営する女社長が10日に館山市に行った顛末記が目に留まりました(一読の価値はあります。津田塾大学卒業で文章は上手いです)。

(※ 歌舞伎町から館山市まで車で3時間です。TVでよく取り上げられている鋸南町(ぎょなんまち)より更に南です。千葉県職員は全市町村に職員を派遣しなかったのでしょうか?)

 

1個人であっても。行動力があれば館山まで往復します。今回は、東京電力千葉県政府それぞれに初動の遅れが目立ちます。

 

(関連ブログ)

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