髙村薫の『サンデー時評』(9月18日) に、髙村薫氏の『サンデー時評』(週刊誌「サンデー毎日」の連載コラム)の今週号のタイトル”災害多発時代 発想の転換こそ急務”ほかについて書きました。

 

経済産業省の省令では電柱の耐風圧は風速 40㍍/秒と定められています。木造建築耐風圧はググってもよく分かりませんm(__)m。国土交通省が所管する研究開発法人の建築研究所や大手住宅メーカーのHPを丹念に見れば分かるので調べてみました。

 

昨年の台風21号、今回の台風15号の被害を見ると、風速50㍍なら木造建築はダメかと思ってしまいます。試しに、「大和ハウス」+「木造建築」+「耐風圧」でググると建築基準法では地域ごとに30〜45m/sまで9段階の設計基準風速を定めています。…』とありました。風速が>60 m/sでも耐えたということもありました。

(※ 大和ハウス工業が社名。創業者は奈良県出身で、林業高校を卒業しました。純木造建築ではなく、軽量鉄骨の枠組みの住宅を選んだのは、材木を大切にするためという話を、奈良市にある研究所で伺ったことがあります)

 

結論とすれば、風速50㍍でも耐える木造建築もあります。ただ、冒頭の髙村薫氏の連載コラムでは、「持ち家信仰」を警告しています。

 

(関連ブログ)

『”数十年に一度”は想定外か?』のタイトルでブログを始めました。

再・”数十年に一度”は想定外か?①台風15号(9月14

前回は、千葉県の停電復旧状況について書きました。

再・”数十年に一度”は想定外か?⑩千葉停電なお5万