最初に豚コレラについて書き始めてから7カ月です。豚コレラ(2月15日) が最初です。殺処分された豚は13万頭を超えました(合掌)。

 

前回以降、つくば国際会議場で開催された日本獣医学会学術集会に参加しました。

再四、獣医学部新設について⑨日本獣医学会(iv)(9

 

今日、埼玉県秩父市養豚場豚コレラ感染が確認されました。埼玉県の発表によると、山梨県の「山梨県食品流通センター」(分かりやすく言うと、豚の屠(と)殺場」)で疑似患畜が確認されたことから明らかになりました。

 

昨年来の豚コレラウイルスCSFV)は国内空港経由で海外から持ち込まれたものと考えられます。空港の動物検疫所は第一の関所ですが、国内外の渡航者が持ち込む全ての肉製品の監視は不可能です。野生イノシシが先に感染したとしても、養豚場が「厳重に」飼養衛生管理基準を守っておれば、感染は防げたのでしょう(要確認)。

(※ 「厳重に」としたのは、実験動物飼育施設での管理レベルと養豚場のそれとは、大きな違いがあると思われるからです(要確認)。千頭単位で飼育している養豚場で実験動物飼育施設での管理基準の達成は不可能です)

 

(前のブログ)

豚コレラ⑲(9月7日)