第2回目は2002〜2012年の受賞者です。物理学賞は、南部陽一郎、益川俊英、小林誠博士が素粒子物理学の分野で受賞しました。益川俊英、小林誠博士は京都大学基礎物理研究所の助手(現在の助教)だった1973年の研究業績でした。

 

化学賞は実用化に結び付いた基礎研究に与えられる傾向が強くなりました。田中耕一(3名の共同受賞)、下村脩(3名の共同受賞)、根岸英一、鈴木章博士(3名の共同受賞)と化学賞受賞者が4名出ました。

 

 

 

私にとって一番、印象深いのは2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥博士(2名の共同受賞)です。iPS細胞の発見者です。まだ、臨床研究の段階ですが、着実な成果が上がっています。

 

物理学専攻でしたが、「素粒子物理学」は難解になりました。「暗黒物質」を理解するのは大変困難です。

 

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ノーベル賞の研究は競争の中で生まれる①(4月19日)